今ジワってきてるイースターについて知らないって言えないですよね

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「イースター」というイベントを聞いたことがありますか?

まだまだ日本人には馴染みの薄いイベントですが、ハロウィンがすっかり定着した今、注目されているのがイースターなんです

ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンなど、人気のテーマパークでもイースターをモチーフにしたイベントが開催されるようになりました。

時代はもはやイースターなのか…この流れに乗り遅れるわけにはいきません。

「ハロウィンって何?かぼちゃ祭り?」とか言っていた一昔前。

春先になると雑貨店や100円ショップでもイースターグッズを取り扱うようになってきました昨今、 その後のハロウィンの浸透スピードを見ると、イースターが日本のレギュラーイベントになる日も目に見えています。

そんな時にひとり、何をしたら良いのかわからないなんて寂しい…知ったかぶりして「イースターいいよね~」とか話を合わせるのも苦しい。

そんなあなたのために、イースターがどんなイベントなのか、何をするのか…海外での伝統や、日本でもできる楽しみ方をお教えします。

イースターとは”復活祭”

十字架

イースターの起源

日本語では”復活祭”と訳されるイースターは、英語では”Easter”と書きます。

何の復活なのかというと、イエス=キリスト。

最後の弟子に裏切られ、十字架にかけられ処刑されたキリスト。
しかし、処刑から3日後に復活するという生前の自らの予言の通り、キリストは奇跡の復活を遂げるのです。

その、キリストの復活を祝うというのがイースターのコンセプト。
宗教的なお祝いなのです。

クリスマスはキリスト生誕を祝う日ですが、アメリカではイースターの方が大きく扱われるほど、重要な日なのです。
処刑からの、復活。そりゃ信者にとっては歓喜の日であったに違いありません。
そう考えれば、クリスマスよりもむしろイースターが重要視される意味も理解できますね。

キリスト教徒にとっては最大のお祭りの日ですが、最近ではハロウィン同様、キリスト教以外の宗教の人々もイベントに参加したりして、お祝いを楽しんでいます。
人生楽しんだもん勝ちです。

イースターは毎年日付が違う

キリストが復活したのは日曜日だったそうです。
それにちなんで、イースターも日曜日。
しかも、春分の日以降で、最初の満月から数えて最初の日曜日とされています。

というわけなので、毎年イースターの日付は違うんです。
2019年のイースターは、4月21日です。

そんな日付の決定の仕方なので、来年のイースターがいつなのか?なんて、自分でなかなか割り出すのが難しい…ググッた方が早い。
文明社会に生まれて良かった。

イースターってEast(東)とは関係あるの?

EasterとEast。何かしら関係があるのではと思った方、その通りです。
まずはイースターの語源からご紹介しましょう。

春の女神を意味する「Eoster(エオストレ)」が語源になっています。
キリストの復活と、春を運んでくる女神を融合させ、「Easter」という名前がつきました。

春の女神は太陽と共にやってくるとされ、そこから太陽が昇ってくる方角をEastと呼ぶようになりました

イースターのモチーフとその由来

たまご

イースターエッグ

生命の誕生をイメージさせるたまごは、イースターの最大のモチーフです。

「イースターエッグ」という言葉を聞いたことのある人も多いのではないでしょうか?
カラフルにペイントされたイースターエッグを使ったゲームを楽しむのが、イースターの伝統です。
白または茶色のままたまごを使うのではなく、ペイントしちゃうあたりがイベント感満載。
イースターエッグの作り方は後述しますが、割れると大変なことになってゲームどころではないので、ゆで卵を使いましょう。

エッグハント

イースターエッグを家の中や外に隠し、みんなで探します。
小さな子供も楽しめて、ワイワイと盛り上がるゲームなので、近年ではエッグハントをイベントとして開催する英会話教室も増えているようです。
私の教室でも、今年からエッグハントを行います^^

エッグレース

スプーンにイースターエッグを乗せて、スプーンから落とさないように走って競うレースです。
小さな子供にはスプーンではなくおたまを使っても。

エッグロール

芝生のレーンの上を、 たまごを割らないように 枝で回転させながらゴールまで転がして順位を競います。
アメリカのホワイトハウスでは、毎年恒例の行事になっていて、たくさんの人で盛り上がります。
オバマ元大統領も、大興奮でレースを見守る様子が報道されました。

うさぎ

うさぎ

子だくさんなうさぎは、繁栄の象徴
そんなうさぎを「イースターバニー」というモチーフとし、イースターエッグを運んでくる存在とされています。
また、ぴょんぴょんと跳ねる姿は躍動感があり、生命の復活を祝うイベントにはピッタリなイメージだったのでしょう。

イースターバニーはイースターの前夜、子供たちの枕元にイースターエッグやお菓子を運んでくるとされているそうです。
クリスマスで言えばサンタクロース的な役割ってところでしょうか。

ひよこ

ひよこ

たまごから孵る生命の存在として、ひよこもイースターのモチーフのひとつとされています。
なかなか単純なアイデアではありますが、よくよく考えればたまごよりも更に生命力をイメージさせますよね。
だって孵化してるもの。既に生まれちゃってますから。

淡い黄色や、ふわふわの毛をした見た目のかわいらしさも手伝って、イースターのモチーフともなっているのではないでしょうか。

イースターにはどんなことをする?

イースターエッグ

キリスト復活を祝う日であるだけに、教会ではイースターの特別な礼拝が行われます。
また、家庭では家族・親族が集まって、お祝いのお食事をします。
クリスマスのようなイメージで間違いないでしょうが、キリスト教の人々にとっては、前述の通りクリスマスよりも大きな意味を持つイベントです。

食事の他にはイースターエッグを作ったり、たまご型のチョコレートを贈ったりすることもあります。

地域のイースターイベントなどでは、イースターエッグを使ったゲームを楽しみます。
エッグハントは子供向けのアクティビティで、大人には「ビールハント」なるものがあるのだとか!
あちこちに隠されたビールを探し出し、飲みほしてから次のビールを探しに行くのがルール…最後は本人が探される羽目になりゃしないかと少々心配。

イースターの食事はどんなもの?

食いしん坊さんは、イースターには一体どんなものをごちそうとして食べるのか気になったのではないでしょうか。
まぁ、私のことなんですけど。

もちろん国や地域によっての違いはありますが、

ハム料理
ラムのグリルやロースト


などがメインディッシュになることが多いです。

また、デビルドエッグという卵料理もイースター料理として有名。

デビルドエッグ
これ私お弁当にまぁまぁ
よく作るやつでした

ゆで卵を半分に切り、君を取り出しマヨネーズやピクルスなどと和えて元いた場所にIN。
ん…一度いなくなった黄身が復活している…ってことでしょうか。
考えすぎでしょうか。
ちなみに「デビル」という名前は、辛い味付けからきています。黄身を青唐辛子のピクルスのみじん切りと共に混ぜるので、結構辛いですよね。

ホットクロスバンズはイギリスでは欠かせないイースターフード。

ホットクロスバンズ
パン屋さんにあったら
普通に買いたいくらいおいしそう

生地にはドライフルーツがやシナモン、ジンジャーなどのスパイスが練りこまれ、アイシングがかかっています。

イースター前の金曜日(グッド・フライデー)に食べるとされていますが、イギリスでは季節関係なく手に入る菓子パンです。

イースターエッグの作り方

イースターエッグ

元々は鶏の卵を使って作られていたイースターエッグですが、近年では卵型のチョコレートをペイントしたり、プラスチックでできたたまご型にデコレーションを施したりすることも多いようです。

今回はオーソドックスに、鶏卵のイースターエッグの作り方をご紹介します。

【材料】
・鶏卵(白い殻のもの)
・フードカラー(食紅)
・酢

【作り方】
1. 鶏卵を固ゆでにします。鍋に卵と、卵がかぶるほどの水を入れ、火にかけて沸騰から12分。

2. カップに水150mlとフードカラー0.2g、酢を入れて色水を作ります。
酢を入れると卵への着色がよくなります。なくても問題はありません。

3. ゆで卵を2のカップに投入。この時ゆで卵が色水に完全に浸かっているようにします。

色水に長く浸ければ浸けるほど色は濃く染まります。
お好みの色になったら取り出し、乾燥。
乾燥すると色落ちはしませんが、濡れると色落ちします。服に着いたりしないように注意してくださいね。

100円ショップにもイースターグッズが売ってます

ダイソーイースターエッグ

先日某100円ショップ・ダイソーに行ったときに、イースターグッズが売ってあって驚きました!

イースターエッグのオーナメントや、うさ耳のカチューシャ。どれもパステルカラーなどのポップなカラーリングで、春っぽくてお部屋に飾るだけでも十分可愛らしいグッズばかりでした。
ということで、オーナメントを購入。

うさ耳カチューシャをつけてエッグハントをする子供たち…想像しただけでかわいすぎですよね。

まとめ

イースターエッグ

今回はイースターについての色々をお話ししました。
イースターという名前しか知らなかった方も、これで知ったかぶりせずに「イースターのお祝いしようよ!」と言えるはずです。
なんなら「イースターって結局なんなの?」と聞かれた場合でもドヤ顔で説明できることでしょう。

人生一度きり、楽しいことは多い方が良い。
宗教関係なく、せっかくだから楽しい日を一日、これまでより増やしましょう^^

▼ちなみにハロウィンの起源、知ってますか?

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ABOUTこの記事をかいた人

子供英会話講師歴15年。 大手英会話教室に勤務したのち、独立し現在は大阪府豊中市・池田市でLITTLE KIDSという子供英会話教室を運営しています。めちゃくちゃ声が大きいのが特徴。 2人の男の子の母親でもあります。