コロッケ、春巻、シチュー…意外と知らないあの料理の英語名【発音音声付】

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食べることはいつの時代も人々の楽しみ。
おいしいものを食べる喜びは万国共通であるがために、外国人との会話も弾むトピックのひとつです。

しかし、英語で何というのか聞かれると「ん?なんだっけ?」「そういや知らないな…」となりがちな料理、結構ありませんか?

今回はそんな、意外と知らない料理の英語名を解説と共にご紹介します。
音声もつけたので、再生して発音を確認してみてくださいね。

フライドポテト

french fries

私が教室でしつこめに生徒に教える料理名です。
子供たちはみんな大好きな食べ物ですが、つい”fried potato”と言ってしまいがちなので…。

ちなみにfried potatoは丸のまま、もしくは大きめにカットしたじゃがいもを揚げたもの
マ〇ドタイプの細いものも、波型のものも、半月型のものも、すべてfrench friesです。イギリスではchipsと言ったりするようですね。

ハンバーグ

hamburger steak

「ハンバーグ」がそのまま英語になるかと思いきや、hamburger steakが正解。
ハンバーガーはhamburgerだけでOKです。
「ハンバーグ」のイメージでhamburgと言うと、ドイツのハンブルク地方のことになってしまうので要注意。

コロッケ

croquette

フランスの食べ物であるコロッケのフランス語croquetteをそのまま発音します。
ただ、英語圏の人々にとっては異国の食べ物であるため、コロッケそのものがどんな料理かわからないことも。
そんなときは deep fried mushed poteto(マッシュポテトを揚げたもの)やdeep fried mushed potato covered with panko(マッシュポテトをパン粉をつけて揚げたもの)などと言うと良いでしょう。

ちなみにパン粉はbread crumbという言い方もできますが、pankoと日本語の発音で通じることも多いです。

グラタン

gratin

グラタンもコロッケ同様、フランスの料理です。
マカロニグラタンならmacaroni gratin、ポテトグラタンならpotato gratinでOK。

欧米では日本ほどメジャーな食べ物ではないので、gratinで通じない場合があるかもしれません。
その場合、マカロニグラタンであればbaked macaroni with white sauce and cheeseなどと言うと良いでしょう。

また、ドリアのことはrice gratinでOK。

[baked macaroni with white sauce and cheese]

シチュー

stew

発音に気をつけたい料理の名前です。
「シチュー」と発音しても、まず通じないのでご注意を。

stewというのは鍋でスープと共に具材を煮込んだ料理のこと。
casseroleでも通じます。

目玉焼き

fried egg

“fried”はフライパンで焼いた、という意味

焼き方にも名前があり、片面焼きはsunny side upと呼ばれます。
両面焼きは焼き具合で呼び方が変わります。

裏返してさっと焼くだけの、黄身が流れ出るほどのものをover-easy、ミディアムをover-medium、固焼きになるまで焼いたものをover-hardと呼びます。

[sunny side up]



[over-easy]


[over-medium]


[over-hard]

春巻

spring roll

立春の頃の新芽野菜を具材に使用することからその名前がついた春巻は、シンプルにspring roll。まんまやん!

とんかつ

pork cutlet

cutletは本来西洋の料理ですが、日本のとんかつよりも少量の油で揚げ焼きします。その違いから、近年はtonkatsuでも通じることも。
西洋のcutletと区別して伝えたいときはJapanese cutletとしても良いでしょう。

また、ヒレカツはpork fillet cutlet、ロースはpork loin cutlet、メンチカツはminced meat cutletと言います。

なお、pork cutletの発音はkとc、同じ音が続いているので1音に聞こえます。発音サンプルを確認してみてくださいね。



[fillet]



[loin]



[minced meat]

エビフライ

deep fried shrimp

エビフライは欧米では日本ほどメジャーな料理ではありませんがdeep fried shrimpで通じます。
「エビ」はshrimpではなくprawnを使ってもOK。
目玉焼きの項目でご紹介した通り、friedは油をひいて焼くイメージなので、
油で揚げるものはdeep friedと言う方がわかりやすいでしょう。

ただしfried chickenなど、調理法が浸透しているものに関してはfriedを使うこともあります。

[deep fried prawn]

かまぼこ

fish cake

cakeという単語には、スイーツのケーキという意味の他に食材を潰してひとまとめにしたものという意味もあります。
魚のケーキと聞くと日本人には違和感しかありませんが、魚をすり身にしてまとめたもの、ということですね。

ちなみに最近海外ではカニカマが人気。surimiという商品名で販売されているそうです。まぁ確かにすり身やけども。imitation crab meatとも言います。

[imitation crab meat]

ハッシュドポテト

hashed browns

フライドポテトと同じくhashed potatoと言いたくなってしまいますが、hashed brownsが正解。
hashedは細かく刻まれた、細切りされたという意味。brownはこんがり焼けた色を表現しています。

hash brownと言うこともあります。

牛丼

beef bowl

日本独特の料理「丼」は”bowl”と表現します

牛丼はbeef bowl、天丼はtempura bowl、海鮮丼はseafood sashimi bowl(seafood bowlだと火を通したシーフードが乗っていると思われそう)。

bowlはoの発音をシッカリと。「オー」と伸ばすとballに聞こえてしまいます。

焼き餃子

pan fried dumplings

色んな言い方があって、どう紹介しようか一番迷ったのが餃子です。

そもそも外国料理なのでgyozaとそのまま言っても良いのですが、もし理解してもらえなかった場合はdumplingと言えばどんなものかわかってもらえるはず。

dumplingは肉などを団子状にしたものの総称で、皮で包まれているものもdumplingと呼べます。しかしながら各国それぞれのdumplingがあるので(ラビオリやつみれなど) pan fried dumplingと言えば焼いたdumplingというイメージが湧くでしょう。

茶わん蒸し

steamed egg custard

日本の食べ物なので、sashimiやsushi同様chawanmushiとしても良いのですが、刺身や寿司ほど知名度がないので”What’s that like?(それ、どんなもの?)”と聞かれる可能性大。
steamed egg custardの方が理解してもらいやすいです。

custardにはカスタードクリームのイメージで甘い印象があるので、non-sweet seamed egg custardとすれば甘くないことが伝わります。

かき氷

shaved ice

細かく削られたかき氷はshaved ice。shaveは「剃る」という意味がありますが、(シェービングのshaveです)、氷を刃で剃るようにして細かく削るイメージからこう呼ばれるのでしょう。

氷の粒がもっと粗く、ザクザクしたものはsnow coneとも言います。アメリカでは紙製のコーンに盛り付けてサーブされます。

shaved iceもsnow coneも、フルーツのシロップをたっぷりかけていただきます。

[snow cone]

アイスキャンディー

popsicle

アメリカのアイスキャンディーの商品名であるpopsicleがそのままアイスキャンディーを表す言葉として定着しました。
日本でもラップのことを”サランラップ”とついつい言ってしまう感覚でしょうか。

ちなみにイギリスではice lollyと呼ぶそう。lolly=棒つきキャンディのことなので、アイス版棒キャンディというイメージですね。

チャーハン

fried rice

英語でfriedと言うとフライパンで焼くことを指すと前述しました。
チャーハン=焼き飯=fried riceです。非常にシンプル。

fried rice、”ri”の発音が2連続になって少々発音がしにくいです。練習あるのみ。

rice cake

かまぼこについても述べた通り、食材を潰すなどしてひとまとめにしたものをcakeと呼ぶことから、餅もrice cakeと言います。
ただ、日本の食べ物であるためmochiと言っても問題ありません。最近は海外で食べられる日本食のバリエーションも増えてきたので、餅の認識度も上がっているでしょうからね。

mochiと言って通じなければ、rice cakeと言っても良いかもしれません。

あんこ

sweet red beans paste

あんこも日本の食べ物ですから、正式な英語名というのはありません。どのような食べ物なのかを英語で述べるという表現の仕方になります。

sweet red beans paste=甘い小豆ペースト。確かに。
小豆はred beansです。

パンの耳

bread crust

料理名ではありませんが、馴染みがある食べ物(?)なのに意外と英語で何といえばよいかわからない単語かと思い紹介します。

「パンの耳を切り落とす」はcut off the bread crustとなります。

[cut off the bread crust]

ペロペロキャンディー

lollypop

棒のついたキャンディーはcandyとは呼びません。大きさや色にかかわらず、lollypop。なんだか可愛らしい響きで、個人的には好きです^^
lollipopと書かれることもあります。

今後も随時単語を追加していきます^^

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ABOUTこの記事をかいた人

子供英会話講師歴15年。 大手英会話教室に勤務したのち、独立し現在は大阪府豊中市・池田市でLITTLE KIDSという子供英会話教室を運営しています。めちゃくちゃ声が大きいのが特徴。 2人の男の子の母親でもあります。