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子どもには英語が話せるようになってほしいけど、私自身は英語が苦手…。そんなお母さんは少なくないはず。
私の教室にも「私英語が全然できなくて(>_<)」とおっしゃるお母さんもたくさんおられました。
子どもは親をはじめ、周りにいる人の行動を真似て成長していきます。
英語が堪能な人が家庭にいる場合は、その人を真似ることで子供の英語力が養われます。例えば父親が外国人で、家では父とは英語で話をする…などという場合が一番わかりやすいパターンではないでしょうか。
しかしながら、両親ともに日本人で、英語が取り立てて堪能というわけでもない家庭もあるでしょう。
英語が話せる人が家にいないと、子供は英語を話せるようにならない?
やっぱり私も勉強しないといけないかしら?
今回は、そんな不安を抱えているおうちの方に読んでいただきたいお話です。
英語が苦手でも大丈夫。おうちでの英語タイムは、きちんと作れます。
目次
親が英語を話さなくても子供が英語を話せるようになるのか

親の英語力と子供の英語力は関係ない
結論から言うと、親の英語力と子供の英語力は、イコールにはなりません。
実際私の両親は、どちらも英語が話せません。両親が英語に触れたのは学校の英語の授業だけですし、海外経験も乏しいです。外国人と接するということにも慣れていません。
私は家庭で英語を話したことは一度もありません。
むしろ私は英語が話せることを隠してきた子供時代だったので(なんででしょうね笑)両親は大人になって私が英語を話しているのを聞いて「えっ、そんなに喋れるの!?」と驚いていたほどです。
私の英語力は3歳から通っている英会話教室と短期留学、独学、就職後に外国人とコミュニケーションをたくさん取る生活をしていたことで培われたもの。
両親は経済的援助をしてくれた以外、英語教育には携わっていません。
英語が苦手なママはどんなことをすればよい?

しかしながら、家庭でも英語を使った方が子供の英語力は伸びることに間違いはありません。
これまで100人以上は子供を教えてきましたが、平均より英語力の高い生徒さんは自宅でも英語に触れる時間が多かった率100%です。
でも、おうちの方が英語でペラペラと話しかけたり、教えたりしなくても、子供に英語に触れさせる時間を作ることは十分可能です。
ここでポイントになるのは英語に”触れる”というところ。
英語を身近に感じさせる環境を作るということです。
そしてもうひとつのポイントは、おうちの人と一緒に取り組むというところです。
具体的にどんなことをすれば良いのかご説明します。
1. 英語をたくさん聞かせてあげる
お歌、DVDなどでたくさん英語を聞かせてあげてください。「覚えさせる」という意識でなくて良いです。
興味を持てば、自然と子供は覚えていきますので、なんとなくCDをかけておくでも良いです。
映画やテレビ番組を英語で観せるよりも、子供英語の教育番組やDVDを観せた方がよいです。
映画やテレビ番組の英語版はネイティブもしくは相当に英語力の高い人でないと理解が難しいので、内容がよくわからないまま飽きてしまうことが多いからです。
私も幼い頃「セサミストリート」を観て、内容がわからなさすぎて途中で観るのをやめてましたね。
その他CDや英語のおもちゃ、ドリルなども「ノンネイティブ向けの英語教材」を使用するのがよいでしょう。子供の興味を引き付けるよう、また英語がわからない子供でも馴染めるように考えて作られています。
そして、子供ひとりで見せるのではなく、できればおうちの方も一緒に観たり触ったりできればベター。
今後当サイトでも、おすすめできる教材をご紹介していきたいと思います。
2. 日本語を使っても良いので英語に触れる
子どもが少しでも単語を知っている場合は「〇〇って英語で何て言うんだっけ?」と、日本語でも良いので聞いてあげてください。 私もよく次男に使う手です。
子どもは知っていることは話したがります。周りが知らないとわかると、教えてあげたくなります。
「お花って英語で何て言うんだったかなぁ…お母さん忘れちゃった」などというと、きっとドヤ顔で教えてくれるでしょう^^そのドヤ顔がかわいいんですよね~。
3. ”一緒に”
これから英語に触れる子供には「お母さんと一緒にやろう」という風に誘ってあげてください。
「お花って英語でflowerって言うんだね~。お母さんも覚えようっと。〇〇ちゃんも一緒に覚えよう~」と促したうえで、時々「あれ…お花って英語で言うか忘れちゃった。〇〇ちゃん、覚えてる?」と声を掛けます。
覚えていれば「flowerって言うんだよ!」と教えてくれるでしょうし、覚えていなければ「わかんない」と言うでしょうから、そうしたら「じゃあもう一回ススマホで調べてみようか」などと一緒に確認します。
「絵本を読んであげたいけど、発音に自信がなくて」というおうちの方もいますが、ご自身の発音は気にしなくてOK。それよりも、楽しそうに読んであげるのが何よりも大切です。
ネイティブレベルの発音でも、つまらなさそうに読んでいたら、子供は興味を持つことができませんよね。
英語の発音はCDやDVD、おもちゃなどの英語教材、教室に通っているならば講師にお任せすれば良いのです。大好きなお母さんとのやり取りは、教材や教室にはない楽しさと安心感、幸福感があります。
楽しい、おもしろい、嬉しい…そんなポジティブな感情の中で英語に触れることで、子供の中での英語へのイメージが「楽しいもの」として定着していきます。
3. もちろんやる気があれば英語を学ぶのがベスト
「よっしゃ!この機会にいっちょ私も勉強するか!」と一念発起されたら、それに越したことはありません。
でも家事や育児、お仕事をされているお母さんも多いでしょうから、そんな忙しい日々の中で英語を猛勉強するというのもなかなか大変。
まずは生活の中で取り入れられる子育て英語フレーズだけでも覚えて使ってみるのがおすすめです。
子育て英語フレーズは今後当サイトでもできるだけたくさんご紹介していきます。
「お母さんが好きなことは私も好き」になる

今回は、英語が得意でないおうちの方が、家庭で子供に英語に触れさせる方法をお話ししました。
お母さんがお化粧をしていると、「私もやりたい」と興味を示してきたことはありませんか?
お父さんが釣りをしていると「僕も釣りやってみたい」と興味を示してきますよね?
人は好きな人の好きなことに興味を示すんです。
昔、好きな人がサッカーをやっていて、それまでサッカーには興味がなかったけどなんとなくサッカーを気にするようになった…なんてことはないですか?
それと同じです。
おうちの人が興味を持って英語を使う姿、学ぼうとしている姿に、僕も私もと前のめりになっていきます。
ここでコッソリ。おうちの方、英語に興味がない場合でも興味のある”ふり”でいいです(笑)。でもね、子供が興味を持って英語を学びだすと、今度は逆に親の方が英語に興味を持ち始めてくることもあるんですよ。
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