英語講師直伝!1日1~2分の言葉遊びは日本語OKなのに吸収率抜群

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おうちでも英語の時間を取り入れたいけど、英語は苦手…

忙しくてそんなにシッカリ英語を教える時間がない!

実はおうちでの英語タイムって、ちょっとした隙間で、ちょっとしたテクニックで作ることができるんです。
そこには高い英語力も必要ありませんし、高価な教材も必要ありません。

おうちの人も子供も楽しく、無理なく、英語に触れられる時間の作り方、教えます!

英語は言葉。楽しく学ぶには「言葉遊び」にする

「ねぇ〇〇ちゃん、猫は英語でcatって言うのよ。言ってみて?」

「Repeat after me. Cat!」

そんな風に、”教える”ことをしなくても、子供は色んなことを覚えていきます。

長い時間でなくてもいいんです。
ちょっとした日々の隙間の時間を見つけて、ちょこちょこと言葉遊びをしていくことで、子供の英語の吸収がぐんと変わります。

言葉遊びと書きましたが、本来”遊び”と言うほどでもない、本当に小さなコミュニケーションです。
私も実際のレッスンでよく使う手法ばかりです。

なお、対象年齢は言葉が出始めた頃(2~3歳程度)以上、英語のレベルはこれから英語を学ぶ、はじめてレベルに設定します。

それではどんな方法があるのか、ご紹介していきましょう。

単語を覚えられる遊び

1. 競う

ひとつの単語を、どちらが大きな声で言えるかを競います。
何度も言うことで、子供も知らず知らずのうちにリピートしています。

「じゃあ、今から〇〇ちゃんとママ、どっちがcatって大きい声で言えるか競争ね!」

「大きな声で」以外にも「小さな声で」や「ゆっくり」、「速く」など色んなバリエーションがあると良いでしょう。

ここでのポイントとして、とにかくリピートさせるのが目的なので、何度も言わせるために、ママも頑張って勝とうとしてみて。
子どもの「負けない!」心に火をつけてください。

2. ひとつの単語よりふたつ同時に教える

ひとつの単語を単調に何度もリピートさせるのは子供にとって楽しくありません(上述のゲーム形式にするのは別です)。

2つの絵(おもちゃでもOK)を用意し、指を指しながら口語に名前を言っていきます。

最初はリピートを強要しなくてOK。
自らリピートするようであれば、「上手~!」とほめてあげてください。

3. わざと間違う

しばらく単語を聞かせたら、わざと間違ってみます。
「違うよ~!」と子供が言えば、理解できている証拠。
間違いに気づかなければまだ頭に入っていないので、もう一度単語を言って、子供に聞かせます。

「わからないの?」などとは言わずに、サラッと「じゃあ、もう一回言うね」と言って聞かせてください。

間違いに気づくようになってからも度々わざと間違うと、子供は「だから違うってば~!」などと言って盛り上がりますよ。

4. 担当制にすればやり取りも覚えられる

短い会話や質問の受け答えの練習に効果がある方法です。

「ママがThank youって言うから、〇〇ちゃんはYou’re welcomeって言ってね」

と言ってから、お母さんがThank you→子供You’re welcomeの発話を繰り返します。

次に、「じゃあ今度は〇〇ちゃんがThank you ね。ママはYou’re welcomeって言うね」と、役割を逆にします。

その次に、ごちゃ混ぜに。
子どもがThank youと言ったらお母さんがYou’re welcome、続けてThank you と言うと子供がYou’re welcomeと言う、といった感じです。

これで「Thank youと言われたらYou’re welcomeと返せばよい」ということを子供は認識します。

もちろんThank youの答えはYou’re welcomeに限らず色々ありますが、まずは定型表現に限定しましょう。
「You’re welcome.でもいいし、No problem.でもいいし、My pleasure.でもいいし、好きなように答えてね」だといきなり色々覚えきれません。

定型表現が完全に刷り込まれたころに、「実はYou’re welcomeの他にも言い方があるんだよ」と少しずつ教えていけば良いでしょう。

言葉遊びの際の注意点

長々としない

「まだやるの?」と子供に思わせる前に切り上げるのがコツ。
子供は、楽しければ「もう一回やろう」と誘ってきます。
1~2分、それ以下でも良いので、一日のうちに何度も遊ぶ方が効果的です。

逆に「ねぇママ、もう1回やろう!」と誘ってきたときはできるだけ乗ってあげましょう。

日本語を使ってよい

英語タイムはオールイングリッシュでないと効果がないような気がするかもしれませんが、そんなことは全くありません。
子供にとってはあくまでも、大好きなおうちの人とのコミュニケーションの時間 です。
普段の会話の中に、英語を使って遊ぶくらいのイメージで良いんです。

英語で説明されて、意味が分からない…と困惑させるより、簡単に日本語で説明を入れてから遊ぶ方が子供は安心できます。

とにかく褒めて!

リピートなり、理解なり、自らの発話ができたらとにかく褒めてください。
「Good job!」などと英語で褒めてあげると良いですが、更に日本語での誉め言葉もあった方が良いです。

「〇〇ちゃん、すっごく上手だね~。今日教えたばっかりなのに、もう覚えちゃった!すご~い!ママもがんばらなくっちゃ~」などと褒めた上で、お母さんもちょっぴりライバル心があるんだぞ、ってところを見せることで「私ももっとがんばるもんね~」という上昇思考が生まれます。

できるだけ毎日行う

言葉は使わないと忘れます。
毎日、ちょっとした時間で言葉遊びをするように心がけてあげてください。

朝起きたお布団の中で、ご飯を食べながらの会話の中で、幼稚園の送迎中、お風呂の時間、寝る前…1~2分で良いのなら一日の中にもチャンスはたくさんあります。

毎日少しずつ!言葉遊びで英語力アップ

いかがだったでしょうか?
たった4つの方法ですが、この方法だけでも子供にとってはかなりの英語の情報量になります。

ほんの短い時間でできますし、日本語を交えてOKなので、おうちでの英語タイムが難しいと考えていたおうちの方も無理なく実行できるのではないでしょうか。

オールイングリッシュでなくても吸収が可能なのは、大好きなおうちの人と遊んでいる感覚だから。
ママも子供も無理なく、毎日継続できる方法で英語力を高めていきましょう。

当サイトでは、今後も家族で楽しめるおうち英語のヒントをお教えしていきます。

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ABOUTこの記事をかいた人

子供英会話講師歴15年。 大手英会話教室に勤務したのち、独立し現在は大阪府豊中市・池田市でLITTLE KIDSという子供英会話教室を運営しています。めちゃくちゃ声が大きいのが特徴。 2人の男の子の母親でもあります。