意外と知らない洋服の単語~トップス・ボトムス編~【発音のコツとお手本付】

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shirtやskirt、shoesなどという単語は中学校でも習うので知っている人がほとんどだと思いますが、Yシャツやスニーカー、パーカーなど、意外と知らない人も多いのでは。

今回はそんな、ファッション関係の単語を集めてみました!
発音のポイントと共に、お手本の音声もつけていますので参考にしてくださいね。

トップス

シャツ

shirt

日本人にはとても発音しにくい単語のひとつ”shirt”。
「シーっ!静かに!」の時の口(唇を丸めて突き出す)からほんの少し遅れて、舌を素早く後ろに丸めます。
舌を丸める時も唇の形はそのままに。

Tシャツ

T-shirt

前述のshirtの前に”T”をつけるだけ。しかしながらこのT、日本語で「ティー」と言うのとは少し違うのでご注意を。
舌先で、上の歯の付け根を叩くようにして(tの音)、そのまま”ee(イー)”と伸ばします。日本語の「ティー」はもっと舌の先を広く使うのに対し、「T」は舌のほんの先端の身を使います。

Yシャツ

dress shirt

T-shirtがあるならY-shirtもあっても良さそうなものですが…。
Yシャツというのは完全に和製英語です。white shirtが訛ったものだという説があります。

ブラウス

blouse

ブラウスはblouseと言いますが、実はちょっともう古い言い方なようです。
最近はブラウスもshirtと呼ぶようです。

ベストをチョッキって呼んじゃう感じでしょうかね。これは古すぎるかしら。

パーカー

hoodie

パーカーってどう考えても英語っぽいですが、これも和製英語なんです。
イヌイットの言葉で、アザラシやトナカイの皮で作った防寒着のことをparka(パルカ)と呼んだことから、パーカーと呼ばれるようになった説。

英語ではhoodieが正解。フードがついたスエットを指します。

セーター

sweater

セーターはsweaterと書きますが、最初のsの音はとても小さく、一瞬sの音が聞こえるかというくらいです。wea(ウェ)の部分を強く発音します。

トレーナー

sweatshirt

トレーナーは”trainer”と言うのかと思いきや、これは和製英語。
英語ではsweatshirtです。sweatとshirtの間にはスペースを入れず書きます。

カットソー

tops

cut sawと言うこともあるようですが、基本的にtopsでOK。

コート

coat

ちょっぴり発音に気をつけたい単語です。[ou]と、oの音をしっかり発音してください。「コー」と伸ばすとcatchの過去形、caughtになってしまいます。

ジャンパー、ブルゾン

jacket

ジャンパーとブルゾンの違いがそもそも私はよくわかっていなかったのですが…調べてみると、ブルゾンはウエスト部分が絞られているもののことを言うようですね。

ブルゾンは元々フランス語でblousonと言い、英語でも通用するそうですが、日本語でもそうであるように「それジャケットじゃなくてブルゾンじゃない?」」とか言う人もそうそういないと思うので、jacketと言って問題ないでしょう。むしろblousonより万人に理解しやすいと思います。

ベスト

vest

こちらも発音に気をつけたい単語です。vの音とbの音を間違えないようにしましょう。bestとなると全く意味が変わってきます。
vの音は上の前歯で下唇(厳密には限りなく口の中に近い下唇。粘膜と唇の境目)を軽く噛んで、息を吐くとともに勢いよく歯を話します。

ダウンジャケット

down jacket

寒い冬には欠かせないダウンジャケット。日本語でも英語でもこれは同じなのですが、down(ダウン)とは羽毛のうち、羽軸のないたんぽぽの綿毛のようなふわふわの部分です。
羽軸のある羽毛をfeather(フェザー)と呼びます。

タンクトップ

tank top

タンクトップはそのままtank topでOK。
1920年頃、競泳用の水着をtank(水槽) suitsと呼んでおり、tank suitsの(top)の部分と形状が同じと言うことでtank topと呼ばれるようになりました。

sleeveless shirt(袖なしシャツ)でもOKです。

[sleeveless shirt]

キャミソール

camisole

元々はフランス語で「女性用の下着」という意味。そういえば昔はキャミソールって下着って位置づけでしたよね。
blousonもそうですが、フランス語が語源となっているファッション用語は多そう。ファッションの国・おフランスだからでしょうか。

カーディガン

cardigan

イギリス陸軍のカーディガン(cardigan)7世という人が、クリミア戦争で負傷した際にセーターを前開きにしてボタンで留めて着たことからその名がついたそうです。

arの部分はaの音を出してから、しっかりと舌を後ろに丸めます。舌は上あごにつかないように注意してください。

ボトムス

ズボン

pants

「ズボン」は英語ではありません。フランス語で女性がスカートの下にはくズボンタイプのペチコート”jupon”から来ている説のほか、所説あるようです。

ズボンは英語ではpants。イギリスではtrousersとも言います。
いずれも複数形です。 a pair of pantsと数えます。
They’re my pants.というように、代名詞やbe動詞も複数形に呼応します。


[trousers]

ショートパンツ

shorts

ショーツと言えば女性もののパンツをイメージしますが、英語ではショートパンツのこと。意外にもshort pantsとは言わないとネイティブが言っていました。

orの発音は、oの音を出してすぐに舌を後ろにしっかりと丸めます。舌は上あごにつかないようにするのがポイントです。

スカート

skirt

skirtも難しい発音です。rの発音が苦手と言われる日本人ですが、orやarより、更に難しいのがir、er、urです。

口の形はアヒル口っぽく、前から見たら横長のひし形になるように。
舌は少しすぼめ、後ろに丸めます。ar、or同様丸めた舌は上あごにつかないように。

オーバーオール

overalls

気をつけたいのは”overalls”と複数形になるところ。

oはしっかり、「オウ」と発音し、ver-allsはくっつきます。
erで舌を丸め、allsで戻すので下の動きが多いです。
何度も練習してみてくださいね。

ワンピース

dress

ワンピースはonce pieceではないんですね。dressと言うと、パーティードレスのようなフォーマルできらびやかなイメージですが、上下がつながっていて、スカートタイプになっているものはdressと呼びます。

下着・靴下類

underwear

下着全般はunderwear。これだけれは上の下着なのか下にはく下着なのかは不明です。
最初の文字、uにストレスを置いて発音します。

パンツ(総称)

underpants

pantsはズボンのことであると前述しました。下着はunderpantsと言います。

形状によっていろいろ呼び名もあり、女性用のパンツはpanties、ブリーフはbriefs、ボクサーパンツはboxer shortsなどと言います。

下着のシャツ

undershirt

寒いときには欠かせない〇ニクロの〇ート〇ック…
このような、トップスの下着はundershirt。半袖長袖、特に区別はありません。

ブラジャー

bra

辞書で調べるとbrassiereとありましたが、braでOK。私の外国人の友達も、ドラマで観る限りもbraと言っていました。
しかしbraもふたつのパーツがくっついているので、pantsみたいにbrasでも良さそうですよね。でも単数なんだそうです。英語って難しい。

ちなみに「ペラペラ~」とか「なんとかかんとか」のように、何かを話す擬態語を英語でbla blaなどと言います。rとlを間違わないように要注意。

靴下

socks

お馴染み、靴下はsocks。
基本的にペアのものなのでsをつけていますが、片方だけになるとa sockになるので注意です。

“I can’t find my black sock!”と言うと、片方だけが見当たらないことを意味します。

クリスマスの時にプレゼントをもらうのに吊るしておく靴下はsockではなくstocking。これはいわゆるストッキングとは別物で、でもクリスマス以外に口にする機会はあまりないようです。

タイツ

tights

タイツとストッキングは、形状は同じですがタイツが厚手で肌が透けないもの。対してストッキングは薄手です。
英語もこの区別があり、タイツはtights。ここでもやはり複数形になっていますね。

そういえば高校生の時に、ホストマザーに寒いからタイツを履いていけと言われたんですけど、すごく嫌でした。ルーズソックス世代だもの。

ストッキング

panty hose

タイツをtightsと呼ぶのに、ストッキングはstockingではないんです。
ストッキングはpanty hose。hoseって水を撒く時につかうホースのことですが、これとストッキングがどう関係あるのかは調べきれませんでした><ごめんなさい!

しかもなんでpanty hosesじゃなくてpanty hoseなのかというところなんですが、これも所説あり。本来はhosesだったけれど、今はhoseを使うという点は間違いないです。

There are my panty hose.と、主語とbe動詞は複数形に呼応します。
「これ私のパンストやねん」とか言う機会もそうそうないとは思うのですが。

ちなみにパンストの伝線はa run。
“You’ve got a run in your panty hose.”(パンスト伝線してるよ!)って感じで使います。

レギンス

leggings

こちらも複数形シリーズ。leggingsとなります。
最後のg(sの直前)はほとんど聞こえません。なので日本語のレギンスとも音が近く、覚えやすいですね^^

今回はトップスとボトムス、下着などの単語をまとめました!

次回は帽子などの小物類の単語をご紹介します。

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ABOUTこの記事をかいた人

子供英会話講師歴15年。 大手英会話教室に勤務したのち、独立し現在は大阪府豊中市・池田市でLITTLE KIDSという子供英会話教室を運営しています。めちゃくちゃ声が大きいのが特徴。 2人の男の子の母親でもあります。