意外と知らない洋服の単語~小物編~【発音のコツとお手本付】

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今回は、前回に引き続き洋服など、ファッション関係の単語をまとめました。
靴はshoesと知っていても、革靴は?ハイヒールは?ビーチサンダルは?

その他洋服の襟、袖など、細かな部分の単語もご紹介します。

靴(総称)

shoes

shoesはお馴染みですね。
スニーカーやスリッポンなど、足に履くものの総称ですが、ブーツやサンダルなどはshoesとは言いません(日本語でも同じですよね)。

ちなみに子供がよくやる、左右逆に履いちゃうやつ。
そんな時は”Wrong way around.”と声掛けをします。
wrongは「間違っている」という形容詞。way aroundでぐるっと回るイメージで、「左右反対だよ」って意味になります。

「Wrong way around.]



インターナショナルスクールで働いていた時、外国人講師が”Reverse.”と生徒に声をかけていたのを聞いたこともあります。

[reverse]

スニーカー

sneakers

sneakという単語から来ています。
sneakの意味は「こそこそ歩く、忍び足で歩く」。ゴム底なので、ヒールのある靴のように歩いたときに音がしない、静かな靴という意味です。
ちなみにsneakersはKeds社のスニーカーのキャッチフレーズで、その後そのまま名称の名前として使われることになったようです。

ハイヒール

high heels

high heeled shoesが正式名称ですが、口語ではhigh heelsでOK。

[high heeled shoes]

パンプス

pumps

パンプスは英語でpumps。uの発音はaとは違い、口を大きく開けないで「ア」と発音します。aが縦にも横にも大きく口を開けるのに対し(アメリカ英語では横に開けるのがやや強し)、uは自然に縦長に開けるイメージ。大きく口を開けようとする必要はありません。

スリッポン

slip-on shoes

slip-onのpとoがつながっています。
日本語の「スリッポン」も英語のslip onをそのまま聞いて発音したものですね。

サンダル

sandals

最初のaと次のaで発音が違います。
最初のaは大きく口を開けてハッキリと、次のaは口を少し開いてaの発音を。

革靴

leather shoes

日本語のまま、皮=leather、靴=shoes。
leatherは発音が難しいですね。thは舌に上の前歯を当て、前に押し出すと同時に歯を離します。そのまま舌をすぼめ気味にして後ろへ巻きます。
お手本を聞きながら練習してみてください。

ビーチサンダル

flip flops

ハイヒールやサンダル、パンプスなど英語がそのまま日本語になっているものが多いですが、ビーチサンダルは和製英語なんです。
ビーチサンダルは英語でflip flops。鼻緒がついているタイプのサンダルのことを指します。

日本語ではサンダルの音を「パタパタ」と表現しますが、英語では”flip flop”と言うんです。そこからそのまま、擬音語が名前になりました。
カーペットのゴミを取るコロコロと同じような由来ですね。

ブーツ

boots

日本語のカタカナ通り、bootsです。しかしながら、日本語の「ブ」という発音よりも破裂音が激しいです。唇同士をしっかり合わせてから、息を吐くのを意識しながらbの音を発音しましょう。

防寒具・アクセサリー

帽子(つばなし、または前方のみにあるもの)

cap

野球帽、キャスケット、ハンチングのような、つばが前だけについているものをcapといいます。具体的に言えば、野球帽はbaseball cap、ハンチングはhunting capまたはflat cap。
キャスケットは、新聞売りの人がかぶっていたことからnewsboy capと言われます。
ニット帽はknit capです。

[baseball cap]
[hunting cap / flat cap]
[newsboy cap]
[knit cap]

帽子(つばが一周しているもの)

hat

つばが頭の周りをぐるっと一周しているものはhat。
シルクハットはstovepipe hat、麦わら帽子はstraw hat、カンカン帽はboater hatなどと言います。

[stovepipe hat]
[straw hat]
[boater hat]

ベレー帽

beret

つばがない帽子なのにcapとは言わんのか~い!ベレー帽はberetと言います。
最後のtは発音しません。これはナポレオン三世がかつて訪れた、スペインのバスク地方をベレー・バスクと呼び、そのバスク地方の人がかぶっていた帽子であることから名付けられました。

最後にtが来て、かつtを発音しないものはフランス語が語源なものが多いです。
ballet=バレエ、もそうですね。

マフラー

scarf

スカーフと言うと、私達日本人は薄手のもの(例えばエルメスのスカーフとか)を思い浮かべますよね。しかしながら英語では厚さ問わず、首に巻くものはscarf。
mufflerと言うと車のマフラーのことだと思われるので要注意です。

手袋(5本指のもの)

gloves

手袋は形状によって呼び名が変わります。
軍手のような形の、5本指を通すタイプのものはgloves。
shoesやsocksと同じで、片方だけの場合はa gloveとなります。

また、vの発音に注意。bとするとglobe…♪鏡に映った♪あなたと二人~♪になりますので気を付けて。globeというのは地球、地球儀という意味です。

ミトン

mittens

子供が手にミトンをはめてるのって、めちゃくちゃ可愛くないですか!?
…というのはさておき。親指と、残りの4本の指で二手に分かれている手袋はmittensです。

アメリカ英語ではtは発音されません。

耳当て

ear muffs

muffは、毛皮を筒状に縫った防寒具のこと。ロシアなんかの寒~~い地方で、モコモコの筒に両側から手を入れてるのを見たことありませんか?あれのことです。

ear muffsは、形状こそ筒状ではありませんが、ファーで防寒するという意味でmuffという言葉が使われているのでしょうね。

ちなみにearはarという文字が使われていますが、carのarとは発音が違います。
発音としてはerの音になります。

ヘアバンド

headband

ヘアバンドは和製英語。布製のものやカチューシャなど、様々なタイプがありますが、すべてheadbandでOKです。
しかし布製のヘアバンドってすごいずれてきません?私の頭が大きいのかしら。

ネックレス

necklace

ネックレスはnecklace。ペンダントタイプのものもnecklaceでOKです。ペンダントの場合はchain(チェーン)とa pendant(ペンダントトップ)にパーツが分けられます。

necklaceは発音も難しくないですが、上級者にトライしてもらいたいのはlの発音です。舌を上顎につける際、舌で上顎を軽く叩くようにします。この圧が上顎にかかることによって、日本語のら行とは違う、lの音が生まれます。
rは難しいから頑張るけど、lは簡単だから気を抜いてしまいがち。小さなところで、発音の美しさに差が出ますよ^^

ブレスレット

bracelet

日本人の苦手な「1語にrとlどちらも入っているパターン」です。rとlが同じ音にならないよう、練習してみてくださいね。
braceとlet、別々に練習して最後につなげて言ってみるのがおすすめです。

またaは[ei]と発音します。

イヤリング

earrings

イヤリング、ピアスともに耳につけるアクセサリーはearrings。pierceという単語もあるのですが、これはピアスという意味ではなく、耳にピアスの穴を開けるという動詞として使われます。

“I got my right ear pierced.”(右の耳にピアスの穴を開けてもらったよ)というように、受動態で使われることが多いです。

指輪

ring

ringはお馴染みの単語ですよね。
発音はrに気を付けることと、最後のg。
「グ」と言うと、音が喉の前の方から出ていると思います。gの発音はもっとその奥、自分の手では触れないところから出します。

音だけ聞いたらほとんど聞こえないのですが、実際は舌の付け根が軌道を一瞬塞ぐようなイメージです。 塞ぎすぎには注意。死にます。

眼鏡

glasses

pantsやsocks同様、ペア前提なので複数形にする単語の代表ですね。
サングラスも同様、sun glassesと複数形にします。

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ABOUTこの記事をかいた人

子供英会話講師歴15年。 大手英会話教室に勤務したのち、独立し現在は大阪府豊中市・池田市でLITTLE KIDSという子供英会話教室を運営しています。めちゃくちゃ声が大きいのが特徴。 2人の男の子の母親でもあります。