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前回の記事で、”Oh my god!”はあまり使用しない方が無難であるということ、それに代わるフレーズを記事にしました
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
“Oh my god!(もしくは言い換えのフレーズ)”は驚きや喜び、落胆、焦りなど…色んな場面で、感情を表すのに便利なフレーズです。しかし、もっとバリエーション豊かなリアクションが出来たほうが英語力としても上がりますし、会話も単調にならずに済みます。
「この間こんなことがあってね…」
「え~!ヤバ~い!」
「ヤバい、時間に間に合わないよ!」
「ヤバ~い!このチョコおいしい~!」
日本語で言えば、「ヤバい」のように、どんな感情であってもこの一言で表現できるので便利っちゃあ便利なのですが、あまり「ヤバいヤバい」と連発するのもいかがなものかな…と思いませんか?^^;
それと同じで、会話のリアクションや、感情を表現するのに使えるフレーズを数多く引き出しに入れていた方が良いでしょう。特にビジネスやフォーマルな場面では多用すると教養がないように感じられてしまいます。
今回は、リアクションとしてのフレーズや、感情を表現するときのフレーズをご紹介します。発音のお手本もつけていますので、真似して練習してみてくださいね。
目次
「嘘!?」驚いたときに使うフレーズ

You’re kidding.
会話している相手の話を聞いて「嘘!?」「本当に!?」などと驚いたときに使います。kiddingはkidの進行形で、kidは本体「子供」と言う意味があります。それと同時に「冗談を言う」という動詞でもあるんです。
You’re kidding.は、直訳すると「あなた、冗談言ってるでしょ」というような意味になります。驚きのあまり信じがたいようなことに「嘘でしょ!?」と言うような感じです。
発音のポイントはkidding。kiにストレスを置いて発音します。ddingのdは、dとlの間くらいを目指して。しかしdがlになってしまうとkilling(kill=殺す、の進行形)になってしまうので要注意です。
Are you kidding?
こちらも上述のYou’re kidding.と全く同じニュアンスです。
Are you kidding me?でもOK。
Are you serious?
こちらもYou’re kidding.と同じで、「本当に言ってるの?」とか「マジで!?」のような意味です。
That’s unbelievable.
believe(信じる)という動詞から派生したbelievable(信じられる)という形容詞に否定の接頭語unをつけて、unbelievable(信じられない)という言葉になります。「アンビリーバボー」というテレビ番組もありますよね。
発音のポイントはunbelievableのlieを強く発音すること。日本語では「アンビリーバボー」「アンビリーバブル」と書きますが、どちらかというと「アンブリーバブル」に近いです。「アンビリーバボー」と書かれるのは、最後のbleのlが聞こえにくいため。
確かに聞こえづらいですが、ネイティブはしっかりと発音しています。unbelievableと言い終わった時に舌が上の歯の付け根(上の歯ではないです!付け根ってところがポイントですよ)にくっついていればOKです。
That’s crazy!
crazyは元々「気の狂った」という意味の言葉ですが、最近では必ずしも悪い意味だけで使うわけでもないようです。「ヤバい」のように、誉め言葉としても使うこともあるようです(特に若者はcrazyを連発するらしいです。まさに「ヤバい」と同じよう方ですね)。
A:Guess what?I got accepted by ABC insurance company.
(聞いてよ!ABC保険会社に内定が決まったよ!)
B:Wow,that’s crazy! I’m happy for you!
(それはすごい!良かったね!)
という風に、誉め言葉にもなるわけです。
また、
A:Last night I had a car accident.
(昨日の晩、交通事故に遭ったよ。)
B:That’s crazy! Are you OK now?
(それは最悪!大丈夫なの?)
というように、「え~最悪~!」「それはひどい!」みたいなニュアンスでも使うことができます。
注意したいのはYou’re crazy.とかAre you crazy?のような使い方はしないこと。「あなた、ちょっとおかしいね」「おかしいんじゃないの?」のようなニュアンスになってしまいます。
ただ、とても仲の良い友達同士とかでは”You’re crazy!”とかも言うんですよね~。「あんた、ぶっ飛んでるね!」とか「だいぶキテんな!」みたいな感じです。いずれにしてもよほどの仲でなければアウトであろうことはお分かりいただけたかと思います。
「まさか!」驚きと否定を表すフレーズ

No way!
こちらは「まさか!」「そんなはずないよ!」というような強めの否定。
A:You like John,don’t you?
(あなたジョンのこと好きでしょ?)
B:No way! That’s not happening.
(まさか!それはないわ!)
であったり、
A:Did you hear Amanda is leaving?
(アマンダが辞めるって聞いた?)
B:No way! What’s the reason?
(まさか!なんで辞めるの?)
のように、信じたくないことを驚きとともに否定する意味でも使います。
「それはすごい!」褒めるフレーズ

That’s great!
聞いたことに対して「それはすごい!」とほめるフレーズです。
A:Mom,I was selected as the president of the school counsil!
(お母さん!私、生徒会長に選ばれたの!)
B:That’s great! Congratulations!
(それはすごいわ!おめでとう!)
というような感じです。
Awesome!
「いいね!」って感じのニュアンスです。
本来awesomeには「畏怖の念を起こさせる」だとか「壮厳な」というような意味があるのですが、会話の中ではそういった意味で使われることは少ないです。
単純に「すごい」「良い」というような意味で使われます。
A:I’m studying in the UK next summer.
(来年の夏、イギリスに留学するんだ。)
B:Awesome! Good luck!
(いいじゃない!がんばって!)
というように使います。
That’s awesome.でもOKです。
「可哀想に…」同情を示すフレーズ

Oh dear.
手紙を書く時に、”Dear Kanako”などと書きますよね。dearには「親愛なる」というような意味があります。
Oh dearは、直訳すると「あぁ、私の親愛なる人」となりますが、意味としては「残念だね」とか「可哀想に」というようなニュアンスで使います。
That’s too bad.
「それは気の毒に」と言ったようなニュアンスのフレーズです。
A:My mom is in the hospital now.
(お母さんが入院したの。)
B:That’s too bad.I hope she gets well soon.
(それは気の毒に。早く良くなって欲しいね。)
というように、比較的深刻な話に使うイメージです。
焦りを表すフレーズ
What am I gonna do?
「どうしよう!」というニュアンス。gonnaはgoing toの省略形で、What am I going to do?が本来の文章です。「私は何をするつもりだろう?」が直訳ですが、「何をしたら良いのだろう?」という意味で使われます。
発音のお手本を聞いていただいたらお分かりかと思いますが、「ワラムガナドゥ」と聞こえませんでしたか?正直、What am I gonna do?とひとつひとつハッキリ発音するより、いっそ「ワラムガナドゥ」と言った方がネイティブっぽいです!Iとかどこへ行ったんやー!と言いたくなりますよね。人によってはIをもう少しはっきり発音する人もいます。
こういったフレーズはもう、What am I gonna do?ではなくWhatamIgonnado(ワラムガナドゥ)?といった感じで、一語の言葉として覚えてしまう方がよいでしょう。口を突いて出やすくなります。
What should I do?
こちらもWhat am I gonna do?と同じような感じで使えます。shouldは「~すべき」なので、本来「何をすべきだろう?」という意味です。
Whatのtとshouldのshがくっつき、shouldのdとIがくっつきます。tshはちょっと難しい発音かもしれませんね。tと言ったすぐにshを言うだけなのですが、tで上の歯の裏につけた舌をshの発音の瞬間に外します。
リアクション上手は会話上手!

いかがだったでしょうか。今回は会話のリアクションに使えるフレーズを、音声のお手本と共にご紹介しました。
リアクションが上手な人って、話していて楽しいですよね。「ふーん。ふーん。へー」ばっかりしか言わない人とより「そうなんだ!えーすごい!嘘~!」などと、感情を出しながら話を聞いてくれる人の方が会話が盛り上がることに間違いありません。
リアクションフレーズをたくさん知って、メリハリのある会話を楽しめるようになりたいですね。
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