子供英語レッスンで行うゲームで注意すべき6つのこと

英語 ゲーム

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今回は子供英語講師向けの記事です。

楽しいこと、おもしろいことが大好きな子供たちは、大好きなゲームを通じて英語へ向き合う姿勢と興味、集中力が各段にアップします。

レッスン中のゲームやアクティビティは、講師にとって効率的に子供の英語力をアップさせる鍵と言えます。今回はゲーム紹介の各記事には、注意すべき点やゲームのポイントを書いています。

レッスンを失敗させないために

子供英会話レッスンにおいて、失敗とはどういうことでしょうか。

  • 子供の英語力が上がらない
  • 子供が安心できない
  • 危険なことが起こり、最悪ケガ人が出る
  • 悲しい思いをする子が出てくる

こんなことが起きると、子供は「もう英語行きたくない」となりますよね。

せっかくレッスン中にゲームで盛り上がろうと思っても、抑えておくべき注意点を逃していると、子供の気持ちはどんどん教師疲れ離れていきます。

子供英会話講師なら絶対!知っておくべき、レッスン中でゲームを行う際の6つの注意点をお話しします。

1. 安全第一

ゲームはもちろん、レッスンづくりにおいて安全性よりも大切なものはありません。近くに危険物や壊れやすいものがないよう、確認を怠らないようにしましょう。

また、ゲームのルールも安全性が確保されていることが大前提。

生徒の安全性の遵守は講師の責任です

2. シンプルルール

シンプルでわかりやすいゲームであることも重要です。

限られた時間の中で、わかりやすくルールを説明し、子供たちが理解できるようなゲームを取り入れましょう。

英語での説明が理解できない子供のために、まずは講師がデモンストレーションを行って見せます。

子供たちが目で見てわかるような、工程が少なく、また繰り返しのアクションで構成されたものが適しています。

3. 子供を不安にさせない

外国語を勉強することは、勇気の必要なことです。

わからない言葉を、頭をフル回転させて理解しようとしている子供たちに、ストレスを感じさせないようなゲームを行いましょう。

ゲーム以外でもそうですが、英語でまくしたてたり、理解していないままに置いてきぼりにするのは子供にとって不安がいっぱいです。

また、子供の性格によって、楽しめるゲームを選ぶことも重要です。

緊張しがちな子供にハラハラ系のゲームはしない、導入したての単語をいきなり発話させない(覚えていないので「言えない、わからない」と不安にさせてしまいます)などの配慮も必要です。

4. 除け者を作らないルールのもの

子供たちが悲しくなるようなゲームは、ゲームでもなんでもありません。

グループの中でひとりだけ除け者になったり、負けてしまうようなゲームは、繊細な子供には苦痛になります。実際私は子供のころ、そういったゲームが苦痛で仕方ありませんでした。

本サイトでは「あなたが負け!」というゲームより「あなたが勝ち!」というようなルールのゲームを数多く紹介するともに、「負け」という称号ではなく、特別な役割を与えるなど、発想の転換で子供が悲しい思いをしないようなゲームアイデアを紹介していきます。

5. 英語学習の目的を持ったゲーム

ゲームは楽しければなんでも良いというわけではありません。

例えば黙々とパズルをして終わり、神経衰弱をして終わりでは、子供は単語やフレーズを習得することがないまま、ただゲームをしてレッスン終了になってしまいます。

楽しいゲームの裏には必ず講師の狙いがある(子供たちが単語をリピートする、理解できているか把握する、発話できるか把握するなど)ものでなくてはならないのです。

リピートをすることで単語や文章の吸収を高めたり、カードを探したり指さすことで、理解度を測るなど、必ず学習の目的を持ったゲームを行ってください。

6. 子供のレベルに合ったゲーム

レッスンの進度、子供たちのレベルに合ったゲームを選びましょう。

例えば導入したての単語のフラッシュカードを見て単語を言うゲームなどは、子供が発話できない状態では成り立ちません。

また、十分なリピートを経て発話ができるようになっているにも関わらず、発話することなく進むゲームも、子供たちの上達につながりません。

まとめ

今回は「レッスンでゲームを行う際に注意するべき6つのこと」についてのお話でした。

楽しい学習は、安全面や子供の精神面など、十分な配慮の上に成り立っています。

子供たちは「楽しい!」と思えば自然と前のめりになるもの。個人差はあっても、楽しむ気持ちがある限り、必ず成果はでてきます。

そんな子供たちの「楽しい!」を創り出すのも、すべて講師の手腕にかかっています。

注意すべき点をしっかり押さえて、今日も「楽しかった~!」と言ってもらえるようなレッスンづくりに日々はげみたいものですね。

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ABOUTこの記事をかいた人

子供英会話講師歴15年。 大手英会話教室に勤務したのち、独立し現在は大阪府豊中市・池田市でLITTLE KIDSという子供英会話教室を運営しています。めちゃくちゃ声が大きいのが特徴。 2人の男の子の母親でもあります。