スポンサーリンク
アルファベットの音を正しく学ぶことで発音を美しく改善することができます!
音声学の難しい話より、私が日頃発音している方法をそのままお伝えします。
「ここをこうすればよりネイティブっぽい発音になるんだ!」というコツが満載ですので、ぜひ口に出して練習してみてくださいね。
私も発音をしながら舌の位置や口の形などなど、確認しながら書いています。パソコンの前でブツブツ言っている怪しい人(笑)
今回はHからNまで。AからGまでは下記の記事にあります。こちらではアルファベットには呼び名と音が別で存在することなど、フォニックスの概念も書かれていますので、ぜひ合わせてご覧ください。
なお、本サイトでお教えする発音はアメリカ英語のものです。イギリス英語など、その他の英語圏の国の音とは異なる部分もありますのでご了承ください。
目次
H

hatのh
無声音と呼ばれる音で、声を出すことなく息を吐く音だけでできています。
hatという単語は、無声音の[h]とそのあとの[a]の音がつながって「ハ」と聞こえているのです。
簡単に言うと「ハッ」と息を短く吐くだけ。声は出しません。
音声お手本、息の音だけなので聞こえにくいかもしれませんが…^^;
I

画像のイグアナの凛々しさがなんかツボです(笑)
Iの読み方は、割と日本語に近い発音です。「ア」に強くアクセントを置き、「イ」は力を抜くように、イメージとしては、声が弧を描いて下に落ちていくような感じです。
この、イメージを持って発音するってすごく大事です。感覚的なことですが、そこがしっかり伝わるように頑張って書きます^^
iguanaのi
日本語の「イ」よりもちょっと「エ」っぽい感じで発音します。なので、私の教室の子供たちはsitをsetとリピートしたりするんですよね。
ice creamのi
上述のアルファベットの読み方と同じです。「ア」にアクセントを強く置き、「イ」は力を抜くようにします。
J

唇を若干すぼめ、口角だけ少し横に広げてアヒル口にして「ジェイ」。上と下の歯を一瞬合わせる形になるので、そこから漏れる息の音がします。
日本語も同じように歯を合わせますが、唇はすぼめないため、息が外に出る道が広く、息の音はほとんど聞こえません。
jamのj
口の形はアルファベットの読み方と同じ。アヒル口にして上下の歯を軽く合わせ、声を出しながら息を吐きます。
Gの音のひとつ、giraffeのgと同じ音です。「ジュ」とも聞こえますが、口をすぼめているため「ウ」の段のような音になります。くれぐれも「ジュ」とは言わないようにするのがポイントです。
K

日本人には発音しやすいアルファベットだと思います。ただ、日本語で「ケイ」と言うよりも「ケ」にアタックを置くイメージです。
「イ」は軽く力を抜きます。
keyのk
cやfと同じ、無声音です。無声音はアルファベットのうち7種類ありますが、子音だけで発音することのない日本語を母国語とする日本人には若干厄介な存在かもしれません。
kはcatのc([k])と同じ音。日本語で「ク」と言うよりも口の後ろの方に力が入ります。口は「ク」のようにすぼめず軽く開いて横に広げます。そのため、息が口の喉側の方から出ているような感覚になるでしょう。
L

日本人に発音の難しいアルファベットは?と聞かれたら、LはそのTOP5に入ると思います(ちゃんと考えたことがないですが笑)。
Lの「エ」はEの音と同じく、ちょっと「ア」っぽい「エ」で、そのあと前歯の裏側、前歯の付け根と歯茎の境目あたりに当てます。
「エ」に強いアクセントを置き、そのあと舌を動かすだけでOK。声としては「エ」としか出ていないのです。
lemonのl
前述のLのアルファベットの発音から、「エ」を抜いたものです。
前歯の裏側、葉の付け根と歯茎の境目に舌先を置いてから、声を出しながら舌を離します。離した後の舌は、どこにもつけずに上に曲がっている状態です。
M

Mのアルファベットの読み方はelephantのe([e])と、このあとお伝えする[m]でできています。
若干「ア」寄りの「エ」と言ってから唇を合わせ、パッと開きます。
口紅を塗った時に、馴染ませるイメージで。口紅を塗ったことのない方は口紅を買ってみても。ジェンダーフリーの時代です。
monkeyのm
上述のMの読み方の[m]だけを発音します。
上下の唇を合わせて、声と共にパッと開きます。子音なので、日本語の「ム」でも「マ」でもありません。ただ、聞こえ方としては「ム」と「マ」の中間のような感じでしょうか。
N

Mとちょっぴり似た発音。
最初の「エ」は同じく「ア」寄りの「エ」で、その後唇は閉じずに舌をベタッと上顎にくっつけてから離します。
noseのn
発音の仕方を文章にしようと自分で発音してみて、舌が音に与える影響力って大きいんだなぁ~~と思った音(何に感心してんねん笑)。
舌を丸めず、ベタッと上顎につけます。声を出しながらその舌を上顎から離します。喉の奥が一瞬閉じる感覚です。閉じすぎ注意。命に危険が及びます。
音声学的にはこの時鼻腔が空くので、そこから息が出てこのような音になるんだとか。鼻音ってやつです(ほかにも鼻音はあります)。まぁでもその辺は興味のある方だけ知っていただいたら良いことですかね。
ただ声を出しているときは「ア」なのに、舌をベタッと上顎にくっつけて話すと全然違う音になるってすごいですよね。
こふぉも英語LITTLE KIDSのフォニックス動画
まとめ
今回はHからNまでの発音のコツでした。
文章にして書かれるとややこしく感じるかもしれませんが、自分でやってみて「こうするとこんな音が出るんだ!」をわかるようになると決して難しいことではありません。
せっかく英語を話すなら、美しい発音を身につけるに越したことはありませんので、ぜひ練習してみてくださいね。
スポンサーリンク
コメントを残す