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カタカナ=英語…ではない!

エレベーター、プール、ハンバーガーなどなど…身近には外来語が多く存在しています。
近年では特にビジネス界において、ペンディング(pending=保留)やリスケジュール(reschedule=予定を組みなおす)など、英語をそのまま使用することも増えてきましたよね。
カタカナの言葉はたいてい英語!そう思えたら簡単なのですが、実際には英語として通用しない、和製英語もたくさんあるんです。
和製英語と知らずに外国人相手に使って、通じなかった…などという経験のある人も少なくないのでは。
そこでえいごラボは、英語としては意味をなさない、または違う意味になってしまう和製英語と正しい英語での言い方をご紹介します。
今回は「キーホルダー」。
キーホルダーって英語じゃないの!?

キーホルダーは旅行のお土産などに買う人も多いと思いますが、実はこの「キーホルダー」、英語で通じそうなものの実は×。
鍵を通す輪があることから、key ringと言います。
またはkey chainでもOK。chain=鎖という意味ですが、鎖状のものでなく一般的なキーホルダーでもkey chainと言えます。
「ホルダー」が持つ英語の意味

holdという単語の意味と使い方
ここではhold、holderが持つ意味を頭に入れることで、「キーホルダー」が和製英語であることの理解をより深められえるよう、なぜ「キーホルダー」が英語として通じないのかを考えてみましょう。
holderというのはholdから来ている言葉です。
holdにはこのような意味があります。
・(手に)持つ、握る
《例》
Can you hold my smartphone for a While?
(ちょっとの間私のスマホを持っててくれる?)
・所有する、保持する
《例》
Our company holds stakes of company A.
(私たちの会社はA社の株を持っている)
・抱く
《例》
The girl was holding a doll in her arms.
(女の子は人形を腕に抱いていた)
上記の例の他にも、「腕をつかむ(hold one’s arm)」や「開いたドアを押さえておく(hold the door open)」など、動かないように支えたり、押さえておくという感じのイメージで使います。
holderが持つ意味
所有者や所持者という意味があります。株主はstockholder(stock=株)と言います。
また、何かを入れたりして支えるものもholderと言い、ペンホルダーはpen holderと言いますが、キーホルダーは支えるというよりぶらさげる、着けておくイメージですよね。
鍵が動かないよう固定するものではないので、holderという表現は適切ではないと言えます。
キーケースは何と言えばよい?

キーケースはそのままkey caseでOK。鍵がそのままぶら下がっているものではなく、ケースにしまい込めるようなもののことを指します。
key ringを使った例文

I’m looking for a nice key ring for my boyfriend’s birthday.
(彼の誕生日プレゼントに素敵なキーホルダーを探しているの。)
Where did my key ring go?
(私のキーホルダーどこへ行ったかな?)
We ABC souvenir shop carry wide variety of key rings.
(私どもABCスーベニアショップでは豊富な種類のキーホルダーを取り扱っています。)
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