バズるの「バズ」は意外な英語の「音」だった!!バズらせ方や英語での「バズる」も

バズる

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「バズる」という言葉がいつからかなんとなく耳に入ってくるようになりました。

主に若者の間で使われている言葉ですが、どうやらこの「バズる」、語源は英語から来ているようなのです。

今回はこの「バズる」に関して、使われるようになった歴史を含めて語源をお話します。

また、英語では「バズる」現象を何というのか、若者スラングもお教えしますよ。

「バズる」ってどういう意味?

バズる

オ恥ずかしながらワタクシも「バズる」ってどういう意味なのか、結構最近まで知りませんでした。

「バズる」とはSNSなどを通じて、特定の話題が爆発的に拡散されるという意味です。

例えば

・Twitterに呟いた一言が、フォロワーだけにとどまらずリツイートされまくった

・Instagramに投稿した動画にハートマークが恐ろしい数ついた

・Facebookの投稿が拡散されまくった

などというように、自分が発信した内容がSNS内で不特定多数の人の興味、関心を引き、いいね!やコメント、リツイートなどの目にわかる形で反響があった場合のことを言うんですね。

ちなみにどれくらいの数リツイートされれば「バズる」などという定義はないのですが、通常自分の発信に起こる想定よりはるかに多くの反応があれば「バズった」と言って良いでしょう。

「バズる」はいつ頃から使われ始めたのか

「バズる」っていう言葉はかなり最近使われ始めた言葉だと思っていたのですが、実は2005年11月頃から使われ出したのだそう。

軽く10年以上も使われていたと思うと驚きですが、知らなかったのは私だけなのでしょうか…なんせ去年初めて福士蒼汰の存在を知った私ですからあり得ますが。

その後2013年の8月頃には「バズる」はかなりの認知度となり、2017年にはピークとも言える流行を見せます。

現在では微妙にもう廃れてきており、数年後に「私の投稿バズッてさ~」とでも言おうものなら「え、古くない?^^;」なんて言われてしまう可能性もありそうです。

「バズる」の「バズ」の意味

バズる

「バズ」というのは、buzzという英語から来ています。

buzzは名詞で、1. 蜂などが飛ぶ際にブンブンと羽が立てる音のこと。

その他にも2. 機械が作動する際に発生する音、3. たくさんの人のざわめきと言った意味もあります。

「バズる」の意味としては「3. たくさんの人のざわめき」が一番しっくりきますね。

一定の話題や投稿に、たくさんの人が反応して拡散され、ざわめいている様子がイメージできます。

この、名詞buzzに日本語で動詞を表す「~る」をつけ、buzzる→「バズる」となったのが語源です。

バズマーケティングとは?

バズる

このbuzzを使った言葉に、「バズマーケティング」というものがあります。

その名の通り、マーケティング用語ですが、これは特定の商品やサービスを、口コミを人為的に発生させることで認知度を広めていくマーケティング戦法です。

SNSなどで商品やサービスを投稿し、「あ、いいな」と思った人がコメントやリツイートなどで拡散。それを見たフォロワーの目に留まり、拡散。そしてそれを見たフォロワーの目に留まり…と言ったように、情報が発信元の手を離れ、不特定多数の人の拡散などにより広まっていくのを狙うのです。

CMや雑誌などで宣伝するには広告費がかかりますが、SNSでの宣伝は、有料のものを利用したとしてもCMや雑誌の広告よりもコストが削減できることが多いです。

また、知り合いや友達(フォロワー)が「これオススメ!」「これ気になる!」と発信することで、本来なら興味の湧かない分野の情報でも、気に留めやすいというところもバズマーケティングの強みと言えるでしょう。

知らない人が「コレいいんですよ!」と言ってきても「そうですかぁ」となるところを、友達が「コレいいんだよ!」と言うと「へぇ、どんなの?」って気になったりしませんか?

そんな風に、広告・宣伝の業界も、「バズり」を期待して、バズマーケティングを行っているわけです。

バズらせるにはどうすれば良い?

では、自分発信の情報をバズらセルにはどうすれば良いのでしょうか。

必ずバズらせることができるという方程式はありませんが、こうすればバズりやすい!という条件はあります。

1. 一定数のフォロワーがいること

バズるには拡散力に頼る必要があります。フォロワーが多ければ多いほど、拡散してもらえる可能性が高くなります。

2. フォロワー外からもアクセスが可能なこと

フォロワーだけでなく、フォロワー以外の人が検索したときに引っかかることができるよう、アクセス可能にしておくと拡散力が上がります。

ハッシュタグなどを使って、外からの目に触れやすくしておくのも重要です。

ちなみに英語のハッシュタグはこちらの記事からどうぞ^^

【参考】Instagram : 英語のハッシュタグを効果的に使ってグローバルコミュニケーション!

3. 多くの人の関心、興味を寄せる投稿であること

可愛い赤ちゃんや動物、おもしろいエピソードやすごいテクニックを披露した動画など、たくさんの人が見て「かわいい!」「おもしろい!」「すごい!」など、心を動かす情報であることが必要です。

自分にとっては心を動かすことでも、あまりにもニッチだと心に留まる人の数がどうしても少なくなりがちです。

英語で「バズる」は?

バズる

英語で「バズる」はgo viralと言うと良いでしょう。

viralとは「ウイルス性の」という意味の形容詞です。一気に広まる、人気が高まる、人々の注目を集めるというような意味があるので、「バズる」に近い表現だと言えるでしょう。

popularやtrendでも言い表すことができますが、一気に広まっていることはこの言葉からは読み取れないので、go viralがおすすめ。

《例文》
The post of her cat has gone viral on Instagram.
(彼女の猫の投稿が、インスタグラムでバズッている。)

この時現在完了を使用すると、「バズってから今もバズッている」ことを表現できます。

「Instagramで」「Twitterで」と言いたいときは、前置詞onを使いましょう。

ちなみにgoは「行く」という意味だけでなく、形容詞を後ろにつけると「~になる」という意味になります。

《例文1》
I can’t stand the noise from the next room. I’m going crazy.
(隣の部屋からする騒音に耐えられない。気が狂いそうだ。)

《例文2》
A : How was the presentation yesterday?
(昨日のプレゼンはどうだった?)

B : It went perfect,thanks!
(うまくいったよ!ありがとう!)

まとめ

今回は「バズる」の語源と、それに関連したお話でした。

バズらせ方もまとめてはいますが、自分の想定外にバズッたってことも中にはあるようですね。

しかしながら「バズる」と「炎上」は違いますので、くれぐれも投稿の内容には気を付けて。他者を批判したり、見ている人に不快感を与えないように気をつけたいものです。

そしてこの「えいごラボ」もバズりますように…

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ABOUTこの記事をかいた人

子供英会話講師歴15年。 大手英会話教室に勤務したのち、独立し現在は大阪府豊中市・池田市でLITTLE KIDSという子供英会話教室を運営しています。めちゃくちゃ声が大きいのが特徴。 2人の男の子の母親でもあります。