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周りの大人を笑顔にも、時には疲れさせてしまうこともあるけどやっぱり可愛い子供たち。私も二人の男の子を育てる傍ら、幼稚園児から小学高学年の子供たちを教えています。
そんな「子供」という英語にはchild(複数形でchildren)やkid(複数形でkids)などがありますが、実は年齢によって更に細分化することができます。
今回は「子供」を表す言葉の数々の違いや、子供が成長していく過程で通る「〇〇期」などを英語で何と言うかご紹介しましょう。
目次
どれくらいの年齢かで細かく分けられる「子供」の表現
新生児:newborn

生まれてから生後1ヶ月ほどの子供の事をnewbornと言います。born=bear(産む)の過去分詞で、「生まれる(生まれた)」という意味です。
bearって「熊」という意味なのは知っている人も多いと思いますが、「出産する」なんて意味もあるんですよ。
bearよりもbornと、過去分詞で使われることの方が多い単語で、”I was born in Seattle.”(私はシアトルで生まれました。)などというように使います。
そう考えるとnewborn=「新生児」と、直訳的で覚えやすいのではないでしょうか^^
また、newbornの他にneonateという単語も新生児を表します。
赤ちゃん=infant

newborn=新生児期を過ぎ、歩けるようになるまでの赤ちゃんをinfantと呼びます。
飛行機のチケットにinfantと書かれていたり、ホテルの予約、レストランの予約などでinfantと言われたりするので、知っておくと良いですね。
babyという単語ももちろん使えますが、フォーマルな席や、お店やホテル側からはinfantと言われることの方が多いでしょう。
よちよち歩き:Toddler

歩きだして幼稚園に入るくらいまでの年齢はToddler。
海外ブランドの子供服には、サイズをToddlerと表記しているものも見かけます。
toddleという動詞からきていて、toddleには「よちよち歩く」「ふらつきながら歩く」というような意味があります。
まだまだ歩きがつたない2~3歳くらいの子供を指します。
3~5歳:preschooler

preschoolというのは海外では幼稚園に通うまでの準備として通う教育施設。
厳密に言うとkindergarten(幼稚園)とは異なるのですが、年齢分けという意味で使う場合はpreschoolerと言って問題ないでしょう。
6~12歳:school children

「学童」という意味で、小学生はschool childrenと言います。
preschoolerのようにelementary schoolerと言っても問題ないでしょう。
8~12歳:tween

あまり聞き慣れない言葉ですが、中学生あたりの思春期真っ盛りの子供はtween。複数形にするとtweensです。
10代を表すteenとも言えるのですが、その中でもtweenと言うとさらに12~15歳くらいの年齢に限定されます。
10代:teen

10代を指してteenと言いますが、特にイメージ的には中高生~二十歳前くらいでしょうか。10~12歳もteenなわけですが、teenと言ってイメージされるのは13歳以上なことが多いでしょう。
10~19歳と結構な幅がありますので、10代前半をearly teen、10代半ばはmid teen、10代後半はlate teenと言います。
大人の階段上り中:adolescent

「青年期」とか「青春」と訳されがちなadolescentですが、実は微妙に違うんです。
adolescentとは、子どもから大人に成長していく段階にある人の事を言います。う~んなんとも曖昧ですが…。
ちなみにちょっと嫌味っぽい意味をふくめて、大人の事をadolescentと言うと「子供っぽいヤツ」みたいなニュアンスになります。だって大人は本来adolescentじゃなくてadultなはずですもんね。
親も涙するあの〇〇期の英語
イヤイヤ期:terrible twos
言葉も少しずつ話せるようになって来た頃、自我の芽生えと共に、イメージ通りにうまくいかないフラストレーションが爆発する、人生初の反抗期とも言える「イヤイヤ期」。
だいたい2歳くらいの子がこの「イヤイヤ期」であることが多く、「魔の2歳児」なんて言ったりもしますが、英語では”terrible twos”と言います。
terribleというのは「ひどい」、悪い意味で「すごい」という意味。どこの国でも2歳は魔なんですね…
思春期:puberty
そもそも思春期って厳密に何歳くらいなのだろうと調べてみました。12~17歳くらいとありますね。中学~高校途中くらいまでのイメージで、第2次性徴が見られる時期ということです。
思春期をadolescentと表されることもあるのですが、前述の通りadolescentの本来の意味は「子供から大人へ成長する過程にいる人」ということなので、まぁ年代的にはそれくらいの感じなのかなぁってもんですが、厳密な意味合いとしては微妙に違うわけですね。
反抗期:rebellious phase
rebelliousとは「反抗的な」、phaseは「段階」や「期間」という意味です。
「娘は反抗期真っただ中だ」と言いたいときは”My daughter is in rebellious phase.”と言えばOKです。
ちなみにうちの次男は生まれた時からもうかれこれ4年間反抗期なので、My son has been in rebellious phase.と現在完了になるのですね…トホホ。
まとめ
今回は「子供」を表現するボキャブラリーの数々をご紹介しました。childやkidを使ってももちろん良いのですが、こういった語彙を知っているとワンランク英語力が上がりますね。
ぜひ覚えて使ってみてください。
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