a beer,a coffee…飲み物は数えられない名詞なのにaをつけても良いなんて聞いてないよ

コーヒー

スポンサーリンク

えいごラボでも、数えられる名詞と数えられない名詞(可算名詞・不可算名詞)についてお話してきました。

そんな中で、「液体は不可算名詞!」というようにお教えしましたね。要は液体はaをつけたり、複数形にしたりすることはできないんだということでした。

しかしながら、口語表現においては実はその限りではないのです。

こういうところが英語のややこしいところかもしれませんが、理解すれば難しいことではないんです。

今回は「数えられない名詞でも可算名詞とすることが出来る場合」についてお話しましょう。

「はっ?beer”s”ってなんやねん」

それはかれこれ、15年近く前になりましょうか…その経年数にぞっとしますが。

当時私は某英会話教室に勤めておりました。外国人講師、日本人講師ともに在籍しており、時々みんなで飲みに行ったりしたものです。

その日は鍋料理の店に行くということになっており、座敷に鍋を囲む形でみんなが座りました。総勢12名ほどはいたかと思います。

最初の飲み物を注文するのに、店員さんを呼びます。

「生ビール4つと、烏龍茶2つ、カルピスチューハイ1つ、梅酒ロックを1つ…」などと注文していきます。

私は男性外国人講師に、「飲み物は?」と尋ねました。そこで彼はこう答えたのです。

“Well,two beers.”

“Ok,two beers. ….two beer”S”!?”

beerにsなんてつけていいのか。beerは不可算名詞やん。数えられへんやん。数えるならa glass of,two glasses of beerとするのであって、beerそのものにsなんてつけたらあかんやんーーーーー!!!

若干パニックになった私。学校で習ってないもん!習ってないよねぇ!?聞いたことないよねぇ!?

でも、その男性外国人講師はイギリス人。バリッバリのネイティブです。じゃあ間違いじゃないよなぁ。ネイティブでも間違うことはあるかな?いやでもネイティブだもんなぁー。

そんな疑問を抱えながら、ビール2杯を追加して注文したのでした。

飲み物が数えられる名詞になる場合もある

結論から言うと、このネイティブの外国人講師が言った通り、飲み物にaやanをつけたり、sをつけたりすることはあります。

しかし、つけないこともあります。

どういった場合にaをつけて、どういった場合につけないのかをお話しましょう。

1杯、1本…などという場合にはa(an)をつけてよい

本来、液体を数える時には容器に入れて表現します。

a glass of beer(グラス1杯のビール)
a cup of coffee(カップ1杯のコーヒー)

こんな感じですね。

また、複数形にする場合はこのようになります。

two glasses of beer(グラス2杯のビール)
three cups of coffee(カップ3杯のコーヒー)

こんな感じです。

glass、cup、bottleなどの容器にsをつけ、液体(飲み物)にはsをつけないわけですね。

しかしながら、実際ネイティブはこんな風に言います。

I’ll have a coffee,please?
(コーヒー1杯もらえますか?)

I’d like two beers.
(ビール2杯ください。)

コーヒーやらビールなんて、カップやグラスに入ってくるなんてことは誰にでも想定しうることなので、cupやglassは省略してしまっているわけです。

日本語でも「グラスに1杯のビールください」って言わないですもんね。言わなくてもグラスに入って出てくることはわかっていますから^^

「ビール1つとチューハイ2つ、烏龍茶2つ…」なんて風に、本来の飲み物はひとつ、ふたつで数えないはずなのに、こんな風に言います。

これも、グラスなどの容器に入ったものひとつ、ふたつという意味で、容器を省略しちゃってるわけですよね。

このように、注文の際などは数を伝えることが必須。容器には言及せず、a coffee,two beers…というように、飲み物にそのままaやsをつけたりして注文します。

その他注文する場合以外にも、こんな風に言いますよ。

Can I get you a coffee?
(コーヒーを入れてこようか?)

Can you take two beers from the fridge?
(冷蔵庫からビールを2つ出してくれる?)

「コーヒーを入れようか?」「買ってこようか?」と申し出る場合、常識的に考えて1杯や1本ですよね。

また、two beers from the fridgeというフレーズからは、冷蔵庫にビールが何本かあり(もしくは2本かもしれません)、その中から2本持ってきてと言っているのだと推測できます。

いずれにしても、その数量が重要なのであって、その容器がglassなのかcupなのかcanなのかというのは言及しなくてもいいんじゃない?ってことなのです。

だってC”an I get you a cup of coffee?(コーヒーを一杯いれようか)”と相手に言ったとして、”Well,I’d like a can.(うーん、缶のがいいな)”って言う人、だいぶ偏屈ですよね^^;

こんな時にはaやanをつけてはいけない

このように、数量を明確にしたい際はaやan、sを飲み物の単語に直接つけて良いわけですが、やっぱり「そこはaつけちゃダメよ!」って場合はあるんです。そもそもが数えられない名詞ですから。

I drink coffee every morning.
(私は毎朝コーヒーを飲みます。)

I like beer.
(私はビールが好きです。)

以上の分は、1杯だとか2杯だとかの量や数の話はしていません。ただ、「毎朝コーヒーを飲む」という習慣や「ビールが好き」という嗜好の話をしていますね。

そのため、量や数を明確にさせる必要はありません。この場合、aをつける必要も複数形にする必要も、ましてや容器に入れる必要もないのです。

しかし、もしも「毎朝2杯のコーヒーを飲む」と、その量までもを習慣としていて、それを表現したい場合は、I drink 2 cups of coffee every morning.とします。

その場合は「2杯飲むことにしている」と、話してはその数量に重要性を持たせているようなニュアンスに受け取られます。

まとめ

今回は、飲み物にaをつけたりsをつけて複数形にするのはどんな時か?というお話でした。

・注文の時はa coffee,two beersと言う
・a coffeeはcup ofが省略されていると考えて良い
・数量を明確にする必要のない場合はaもつけず複数形にもしない

aをつけるだとかつけないだとか、どっちかにしてくれたら楽なものの、場合によってaをつける、つけないと変わるのでちょっとややこしく感じるかもしれません。

基本的には不可算名詞なのでaはつけないけど、数量をハッキリさせたい場合はつける!そんな風に理解しておくと良いでしょう。

▼合わせて読みたい


スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です