車周りは英語で通じないものだらけ!知っておきたい和製英語その4

車

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外国の文化を取り入れるのが得意な日本は、言葉の中にも外国語を取り入れるのが得意。カタカナ英語、和製英語と呼ばれる、いわゆる「横文字」が日本語には溢れています。

そんな日本語の中でも、和製英語だらけなジャンルを思いつきました!それは車関係。あれもこれも…英語では通じないものだらけです。

今回は車周りの和製英語についてお話します。

フロントガラス:windshield

shieldには「盾」や「防御するもの」という意味があります。なので、直訳すると「風よけ」ですね。

個人的にフロントガラスは窓ってイメージでしたが、よく考えてみれば確かに風をよける役割だよなぁと納得。

ちなみにwindshieldは米語でよく使われるようで、イギリス英語ではfrontscreenと呼ばれることが多いです。

前はfront、後ろはrear

ハンドル:steering wheel

handleという単語があるので、ハンドルは英語のようなイメージがありますが、実は和製英語。

英語ではsteering wheelと言います。

steeringには自動車や船などの操舵という意味があります。wheelはタイヤ、車輪という意味。

ウインカー:blinker

車が曲がるときに、左右曲がる方向にライトを点滅させる、ウインカー。英語ではblinkerといいます。片方だけならa blinkerで、左右両方ならblinkers。

blinkには、「目を素早くパチパチとさせる」であったり、「光が点滅する」という意味があります。

ちなみにウインカーを出す時に操作するレバーはturn signalと言いますよ。

バックミラー:rear view mirror

バックミラーはrear view mirrorと言います。「後ろの」「後方の」はrear。rearという単語は、後方を示す車の部分ではよく出てきます。

サイドミラー:side view mirror

後方を見るための鏡がrear view mirrorなら、サイドを見るための鏡は?side view mirrorと言い、やや日本語にも近いですね。

そう言えば「サイドビューモニター」とかはside viewなのに。不思議です。

ブレーキ:brake pedal

brakeは「ブレーキ」とは発音しないので、和製英語だと言ってよいでしょう。「ブレーク」と発音するのが正解。breakと同じ音です。

アクセル:gas pedal

アクセルは完全な和製英語。gas pedalが英語での名称だとは意外ですね。

「加速する」という意味のaccelerateがアクセルの語源になっているのでしょう。ちなみにイギリス英語ではこのaccelerateという単語を使ってaccelerator pedal と言います。

サイドブレーキ:parking brake

車を止める際に引くサイドブレーキはparking brake。運転席のサイドにあることからサイドブレーキと呼ばれるようになったのでしょうね。

ボンネット:hood

ボンネットはhood。しかしながらイギリスではbonnetと言います。ただ、「ボンネット」では通じません。ボにアクセントを置いて、「ボニット」が正解。

ガソリンメーター:gas gauge

gaugeは寸法や企画、厚さなどの意味の他、測定用の計器という意味もあり、gas gaugeは計器という意味で使われています。

gaugeは難読な単語。「ゲージ」です。

ナンバープレート:license plate

海外のナンバープレートを見たことがありますか?日本のナンバープレートは「大阪330 は 00-00」というふうに、4桁の数字で示されているのに対し、海外のナンバープレートはアルファベットが混ざっているものもあり、数字だけの組み合わせに限りません。

そのせいなのかはわかりませんが、ナンバープレートとは言わずにlicence plateと言います。

海外のナンバープレート

カーアクセサリー

チャイルドシート:child safety seat

こちらもrear view mirrorのように、半和製英語といったところでしょうか。

ちなみにアメリカでは州によってチャイルドシート着用の年齢や体重、身長などの条件が異なります。もしアメリカで子供を車に乗せる場合は、州の条例を前もって確認してくださいね。

ドライブレコーダー:dashboard camera

drive recorderと書けば意味が通じそうなものですが、dashboard cameraが正解。略してdash camやdashcamと言う時もあります。

カーナビ:car navigation system

car navigationと、systemがなくても通じるでしょうが、「カーナビ」では通じません。

英語のものもあります

スピードメーター:speedometer
ダッシュボード:dashboard
オドメーター(走行距離計):odometer
カーオーディオ:car audio system

これらのように、英語をそのままカタカナにしたものも存在します。あるものは英語、またあるものは和製英語…という風に、バラバラなので覚えるしかないんですよね><

座席は英語で何と言う?

運転席:driver’s seat
助手席:passenger seat
後部座席:rear seat

passengerというのは「乗客」「乗員」という意味です。またfront seatとも言います。

そしてここでも出てきた、rear。rear seatで後部座席ですね。

気をつけたいのが発音。seatは上下の前歯を軽くかみ合わせ、息を「スー」と吐きながら「イー」の音。最初は息の音しかしません。

間違えやすいのはsheet。こちらは「紙」「~枚」「シーツ」といった意味の言葉です。「静かにして!」という時のように「シーッ!」と音を立ててから「イー」。唇を丸めて息を出します。

seatは唇にはほとんど力が入らず、自然な唇の形のままですよ。

車関係は和製英語がいっぱい!

今回は車にまつわる和製英語のお話でした。メカニックなものはカタカナの名称が多いので、その分和製英語に出会う可能性も多くなりますね。

車の運転は日常的にする人も多いので、共通の話題として会話のネタにもしやすいでしょう。運転中の話はもちろん、国によって交通ルールも違うので、文化の違いをシェアすることもできます。

正しい単語を覚えて、車ネタで会話をしてみてはいかがでしょうか^^

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ABOUTこの記事をかいた人

子供英会話講師歴15年。 大手英会話教室に勤務したのち、独立し現在は大阪府豊中市・池田市でLITTLE KIDSという子供英会話教室を運営しています。めちゃくちゃ声が大きいのが特徴。 2人の男の子の母親でもあります。