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名前を呼ばれたとき、日本語では「はい」と返事をするのが一般的ですよね。
では、英語ではそのまま”Yes”で良いのでしょうか?実はシチュエーションによって、適切な返事が異なる場合があるんです。
目次
一般的にはYesで良い
人から呼び止められたりした際には、”Yes.”で問題ありません。
非常に仲の良い友達であれば”Yap.”などでもOK。YapはYesのかなりくだけたバージョンです。日本語だと「うん」に近い感じでしょうかね。
“Yes,teacher.” や”Yes,Mr.Smith.”など、呼んだ人の名前をつけて返事をするのも一般的です。
“What?”は返事として不適切
「何?」という意味で”What?”を返事に使いたくなるかもしれませんが、これは避けたほうが無難。
「何?」という意味ではありますが、ニュアンス的には「はぁ?何?」とか、「なんやねん」みたいな、やや乱暴な印象を持たれます。
仲の良い間柄で、例えば
A : Did you know Mike and Lisa were dating?”
(マイクとリサがつき合ってるって知ってた?)
B : What? I didn’t know that. Since when?
(なんですって?知らなかったわ。いつから?)
というように、驚きを表すニュアンスを含むときに言ったりします。しかしこれも親しい間柄のみだと考えたほうが良いでしょう。
いずれにしても、返事として”What?”は失礼になるので、控えるべきだと覚えておきましょう。
出欠を取る際は”Here.”で
学校などで、名前を呼んで出欠を取る際に呼ばれたときは、”Here.”と言います。
“I’m here.”
“Yes, here.”
などでも良いです。
呼ばれて手を挙げるのはリスクあり
日本では名前を呼ばれたら手を挙げて返事をすることもありますよね。
私たち日本人にとっては何の問題もない、馴染みあるジェスチャーですが海外ではかなりリスクのあるジェスチャーなんです。
手のひらが見えるように手を挙げるのは、ヒトラーへの敬礼と酷似しています。実際には腕をやや前方へ傾けるのですが、それでもかなり似て見えますからね。
海外では実際このジェスチャーを行ったスポーツ選手がチームを永久追放になったりなど、厳しい罰がくだったりしているので、海外では手を挙げない方が無難です。
英語で「返事をする」って何という?
ちなみに英語で「返事をする」はrespondです。
(1)呼びかけられて返事をする
(2)質問などに返事(対応)をする
いずれの場合も使われます。
replyも「返事をする」という意味ですが、これは手紙やメールなどに返信するという意味で、呼びかけられた時の返事という意味で使われることはありません。
まとめ
今回は英語で名前を呼ばれたときの返事の仕方についてでした。
・基本的にはYesでOK
・What?は失礼なので使わない
・出欠の際はHere.を使う
・手は挙げない
留学、旅行などで海外に行く際には気をつけたいものですね。
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