新型コロナウイルスって英語で何て言うの?和製英語のあの単語にも注意!

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新型コロナウイルスが猛威を奮い、全国の小中高校や幼稚園が一斉休校、休園に…。なんとも大変なことになりました。

マスクがお店で売られているのを見たのはいつが最後だったでしょうか。
「マスク未入荷」と店頭に貼りだされたドラッグストアも多く、入荷したと聞きつけければ開店前から長蛇の列に並んでゲットしようとする人たち。

なぜかトイレットペーパーが足りないという噂が流れ、それにあわてた人々がトイレットペーパーやボックスティッシュを買いあさるという、まさにコロナパニックと言える状況になっています。

学校や幼稚園を休みにしたり、仕事をテレワークにしたりすることで人混みの中に行くことを避けることはできるようになった人もいますが、やはり予防が一番大切。

そんな、病気やその予防に関連した英語のフレーズを、せっかくの今だから学んでみましょう。

「新型コロナウイルスは英語で?」

コロナウイルス=coronavirusと言います。coronaはroにアクセントを。まずは下のお手本を聞いてみてください。

coronavirusの発音

coronaとは太陽大気の最も外にある層のことで、太陽の周りをゆらゆらときらめいて環のように見えます。皆既日食の際に見える環は、コロナが作っているんですね。

そんなコロナがなぜウイルスの名前に使われているかと言うと、ウイルスの形状として球体の周りにトゲ状のものが密集しており、それがコロナのように見えることからその名がついたそうです。

「新型」と言う場合はthe newをつけます。

つまり、新型コロナウイルスはthe new coronavirusと言うことになります。

「ウイルス」は和製英語

先にcoronavirusの発音を聞いてくれた方の中に、「ん?コロナはわかるけど、ウイルスって言った??」となった方もおられるのではないでしょうか。

「ウイルス」ってカタカナで表記するので、英語でも同じかと思いきや、「ウイルス」という発音では全く通じない和製英語なんです。

ウイルスは英語でvirus。つまりvの音が入ります。また、rus「vi-ルス」ではなく、uの音(軽く口を開けた状態で「ア」)なので注意が必要。

virusの発音

viも「ウイ」じゃないし、rusも「ルス」ではないのでどれだけ英語っぽく「ウイルス」と言っても絶対通じないのです。

新型コロナウイルスの症状

発熱、咳、筋肉痛など。
特に40歳を超えた人に感染者が多いといわれていますが、現在では20代や小学生以下の子供にも感染が認められています。

感染症なので、人から人に移ります。
重症化すると肺炎を起こし、糖尿病などの持病のある人や高齢者などは重症化すると命の危険も脅かされることがあります。

症状=symptom

symptom

発熱=fever

fever

咳=cough

cough

筋肉痛=muscle pain

muscle pain

感染=infection

infection

感染者=infected person / infected people

ひとりの感染者ならan infected person、複数ならinfected people
infectionを使って、「ひとつの感染=1人の感染者」とすることもあります。

infected person / infected people

感染症=infectious disease

infectious disease

移る(感染する)=contagious / infectious

contagiousは接触感染、infectiousは空気感染や飛沫感染といった違いがあります。

contagious
infectious

感染する=get infected

get infected


感染予防対策を英語で学ぼう

マスク

街中今ではマスクをつけていない人の方が少ない状況ですね。

マスクは英語でこのように言います。

a face mask

face maskとだけ聞くと、お祭りのお面や化粧水が染み込んだフェイスマスクをイメージされることもあります。文脈で理解してもらえることも多いとは思いますが…。
ドラッグストアで”Do you have face masks?”と聞いて、まさかお面のことを言っているとは思わないでしょうからね。

ただ、もしface maskで通じにくいようであればfiltering face maskと言うと良いでしょう。花粉やウイルス、埃などをフィルタリングしてくれるという意味が加わり、理解してもらうことが容易になるでしょう。

surgical mask

surgicalには「外科的な」「手術用の」といった意味があります。

病気予防に着用するマスクでも、surgicalをつけることで医療用のものを指すことがわかります。同じマスクであっても、一般人がつけているものより医療関係者がつけているマスクに使用することが多いです。

マスクを着ける

着ける、身につける、着用する…はput onを使います。

またはwearでもOK。

《例》
You must put on a face mask when you work.
(仕事の時は必ずマスクを着用しなければなりません)

A: Who is Mellinda?
B: She’s the one who’s wearing a face mask in the second row.)
(A:メリンダってどの人?)
(B:2列目にいる、マスクを着けている人よ。)

手を洗う

wash one’s hands

one’sの部分はmyやyourなどを入れます。
自分の手を洗うのであればwash my handsです。

「よく手を洗ってください」と言うには、
Please wash your hands thoroughly.や、Please wash your hands well.などというと良いでしょう。

Please wash your hands thoroughly.
Please wash your hands well.

除菌する

除菌シートや除菌スプレーは、今や生活必需品になっている人も多いのではないでしょうか。ドラッグストアやスーパーでも手に入りにくくなっています。

「除菌する」はsterilizeと言います。「除菌」と名詞にする場合はsterilization。発音がちょっと難しいので、よく聞いて練習してみてください。

sterilize / sterilization

その他、「消毒する」という意味のdisinfectを使っても良いでしょう。「除菌」はdisinfectionです。

disinfect / disinfection

除菌と消毒は厳密には違いますが、日常会話においてはいずれを使ってもさほど問題ないと個人的には思います。

A「I need to disinfect the door knob.(ドアノブを消毒しなくちゃ)」
B「It’s not disinfection,it should be sterilization!(消毒じゃないよ!除菌でしょ!)」

みたいな人がいるかもしれませんが…。

人混みを避ける

「人混み」はa crowd of peopleと言います。「避ける」はavoidなので、「人込みを避ける」はavoid a crowd of people.となります。

avoid a crowd of people

avoidのdと次のa、crowdのdとofのoが繋がるので、「アヴォイダ クラウダ」のように聞こえます。

ofのfは軽くした唇をかむ程度で、かなりよくよく聞かないと音は聞こえないくらいです。

まとめ

今やアジアのみならず、世界中に広まってパニックを起こしている新型コロナウイルス。

学校や仕事、経済にまで深刻なダメージを与える事態にまでなってしまいました…。収束の見通しが立たないのも、不安な要素ですよね。

引き続き予防に気を付けて、平穏な日々が無事戻るのを祈りましょう…。

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ABOUTこの記事をかいた人

子供英会話講師歴15年。 大手英会話教室に勤務したのち、独立し現在は大阪府豊中市・池田市でLITTLE KIDSという子供英会話教室を運営しています。めちゃくちゃ声が大きいのが特徴。 2人の男の子の母親でもあります。