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すっかり春めいた季節になりました。気温が暖かくなってくるとお出ましになるのが虫さんたち。
そんな「虫」を表す言葉にはbugとinsectがありますが、この二つの言葉には違いがあるのでしょうか?
目次
「虫」の総称に当たる英語はない!
日本では昆虫もハエもイモムシも、総称として「虫」と言い表しますよね。
しかし英語には、日本語のような総称はなく、その虫がもつ特徴によって呼び名がわけられているのです。
「小さな虫」はbug
bugとは、ハエや蚊など、小さい虫の事を指します。
ノミなどのような虫もbugでOK。
「昆虫」はinsect
チョウ、バッタ、アリなど、昆虫の総称はinsectで表します。
虫取りで捕るような虫をイメージすると良いですが、虫よけスプレーをinsect repellantと言うこともあります。
「脚のない虫」はworm
ミミズのように、足がなくウニウニと動く虫はwormと言います。
ただ、カブトムシやハチの幼虫のように、成虫になると形を変えるものの幼虫はlarvaと言います。
「足があるイモムシ」はcaterpillar
チョウの幼虫など、たくさんの短い脚を動かして移動するイモムシはcatapillarと言います。
有名な絵本「はらぺこあおむし」は英題を「A Very Hungry Caterpillar」と言います。
「甲虫」はbeetle
beetleと言えばカブトムシのことをイメージしますが、甲虫はすべてbeetleです。
クワガタのことをstag beetle、コガネムシをscarab beetleと言います。また、beetleはinsectの仲間に含まれます。
虫の名前
bug:小さな虫
蚊=mosquito
ハエ=fly
蛾=moth
insect:昆虫
蝶=butterfly
バッタ=grasshopper
カマキリ=mantis
てんとう虫=ladybug
コオロギ=cricket
セミ=cicada
トンボ=dragonfly
ホタル=fire fly
ミツバチ=bee
スズメバチ=hornet
クマバチ=carpenter bee
アメンボ=pond skater
ゴキブリ=cockroach
mantis(カマキリ)はpraying mantisと呼ばれることもあります。両手のカマ部分を挙げた姿がお祈り(praying)をしているように見えることからその名前がついたそうです。
pond skater(アメンボ)はpond(池)のskater(スケーター)と、その動きがそのまま名前になっています。
また、大型のハチ(アシナガバチやスズメバチ)などの総省はwaspと言います。
甲虫:beetle
カブトムシ=beetle
クワガタ=stag beetle
コガネムシ=scarab beetle
「さなぎ」の英語は?
さなぎは、虫によって呼び方が違います。
カブトムシなどのさなぎ=pupa
蝶のさなぎ=chrysalis
また、蚕などの繭はcocoonと言います。
「虫がいる!」と言いたいときは
「~がいる」はThere is ~.またはThere are ~.で表します。
There is an insect.で「虫が(1匹)いる」となります。an insectの部分を、虫の種類によってa bugやa wormに変えて使いましょう。
虫が複数いる場合はThere are insects.と複数形にすればOKです。
There isをThere’s、There areをThere’reと略して使っても良いでしょう。
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