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目次
人について話す時の主語
人について話す時の主語には、誰の事を話すかによっていくつかあります。
I’m a high school student.
(私は高校生です。)
He is from the US.
(彼はアメリカ出身です。)
She teaches English in elementary school.
(彼女は小学校で英語を教えています。)
You are the best dancer in my class.
(あなたはクラスで一番ダンスが上手です。)
They are doctors.
(彼らは医者です。)
We had a party last night.
(私たちは昨夜パーティーをしました。)
という風に、「私(自分)=I」、「あなた=You」、「彼(わたしでもあなたでもない男の人)=He」、「彼女(私でもあなたでもない女の人)=She」、「彼ら(私とあなたを含まない複数の人たち)=They」、「私を含む複数の人たち=We」で表します。
Youには「あなた」「あなたたち」と、人数が一人の場合、複数の場合どちらにも使います。
物や事象を表す時の主語
対して、物や事象を表現する際の主語にはItを使います。
It’s my bag.
(それは私のカバンです。)
It was a good movie.
(それは良い映画でした。)
It’s Jane’s dog.
(それはジェーンの犬です。)
It’s raining so hard.
(雨が激しく降っています。)
It’s 3 o’clock.
(3時です。)
It’s Thursday today.
(今日は木曜日です。)
It’s so beautiful.
(すっごくきれいね。)
このように、物や動物、天気、時間、曜日などを表す時にはItを主語に使います。
Itは「それ」と訳すこともできれば、It’s raining(雨が降っています).のように、日本語に直したときにItそのものが主語にならないこともあります。
人を表すのにItを使う時がある!?
Itは物や動物、天気などを表すのに使う主語ではありますが、人を表す時に使うこともあるんです。
ただし、どんな時でも使って良いわけではなく、シチュエーションが限られています。
電話などで名乗るとき
Hello.It’s Lisa.
(もしもし。リサです。)
というように、電話口で名乗るときはI’mではなくIt’sを使います。
そのほか、家を訪ねてきたときなども同様です。
「それは誰々だ」と言とき
<パターン1>
A : Who is the baby in this picture?
(この写真の赤ちゃんは誰?)
B : Oh it’s me!
(あぁ、それ私よ!)
<パターン2>
A : Someone ate my pudding in the fridge!
(冷蔵庫の中の私のプリン、食べられてる!)
B : It must be Tom.
(トムだろうね。)
このように、「それは誰々だ」という時もItを使います。
胎児の性別を表すとき
A : Are you pregnant?
(妊娠中なの?)
B : Yes,I’m 7 months pregnant.
(そうなの、7か月よ。)
A : Oh,just a few more months to go.
Do you already know if it’s a girl or a boy?
(わぁ、あと数か月で出産ね。
男の子か女の子、もうわかってるの?)
B : It’s a girl. I’m so happy because I always wanted a girl.
(女の子なの。女の子が欲しかったから嬉しいわ。)
人を表す時にItを使う判断基準は?
性別がわからない前提の時にはItを使う
電話をかけてくる相手、家を訪ねてくる相手、プリンを食べてしまった誰か、生まれてくる赤ちゃん。
それが誰かがわかるまでは、男性なのか女性なのかわかりませんよね。
そう言った時はItを主語に使うと考えれば良いでしょう。
特に電話などで名乗る場合は”It’s○○(名前).”と、フレーズとして覚えてしまうと良いでしょう。
こんな時はItを使う!実例集
I had a phone call last night but I don’t who it was. Was it you?
(昨日誰からか電話があったんだけど、誰だったのかわからないんだ。君かい?)
Congratulations. It‘s a beautiful baby boy.
(おめでとうございます!かわいい男の子の赤ちゃんですよ。)
Hello,it‘s me. It’s Rita. Can I come in?
(こんにちは。私よ、リタよ。入ってもいい?)
まとめ
主語にItを使って、自分を含め、人について話す場合があるというお話でした。
ちょっと不思議な感じもするかもしれませんが、ニュアンスがつかめればどんな時にItを使えば良いのかわかるようになりますよ。
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