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一般的な「私も」はMe,too!ですが…実はこんな風に聞こえます
会話の最中、相手が言ったことに対して「私もそうなの!」と言いたい時ってありますよね。
「私も!」と言えば、”Me,too!”というのが、日本人にとって一般的なフレーズなのではないでしょうか。
A:I like Teriyaki burgers.(てりやきバーガーが好きなんだよね。)
B:Me,too!(私も!)
いきなりですが、会話にするとこんな感じで使います。
誰かがその人自身のことを話したことに対して、自分も同じだと言いたい時。
日本語では「私も!」に当たるフレーズです。
上記のように、例えば友人や家族など、カジュアルな会話のシチュエーションの時に言うのは、まったく問題ありません。
まさに「私も!」といったニュアンスです。
では、このMe,too!は、どんなシーンにも適しているのでしょうか?
もうひとつのパターンの会話を見てみましょう。
A:I’m planning a conference next week. Are you available on Wednesday?
(来週会議をしたいんですが、水曜日は空いてますか?)
B:Yes,I can make it whenever on Wednesday.)
(はい、水曜日のいつでも大丈夫です。)
C:Me,too.(私もです。)
意味としてはおかしくないのですが、ビジネスシーンに「私もです」というフレーズはやや幼稚なイメージを持たせませんか?
Me,too.はあくまでもカジュアルな場面で、「私も同じだよ!」というようなフレンドリーなニュアンスで使うのが適しており、ビジネスなどでのオフィシャルな場合には、失礼とまでは言いませんが子供っぽい印象を与えてしまいがちです。
オフィシャルな場で使う「私も」は?
So do I.
So + 助動詞(又はbe動詞)+主語.で、「(主語)も同様です。」というような意味になります。
Me,too!に慣れている人には使い方がちょっぴりややこしいのですが、慣れてしまえば全く難しくなく、しかも自分以外のことにも使うことができるので、ぜひ使い慣れて欲しいフレーズです。
問題の、「ややこしい」ところですが、まずは下の文章を読んでください。
I like Teriyaki burgers.(テリヤキバーガーが好きなんだよね。)
先ほどの、一番目の会話例に出てきた文章と同じです。
これを、Me,too!以外で同意を示す場合、こんな感じです。
So do I.(私も同じです)
この、So do I.の doの部分はI like Teriyaki burgers.のlikeと呼応しています。
likeは一般動詞の現在形。その場合、一般動詞の現在形に呼応するdoを使います。
では、他のパターンを見てみましょう。
A:Lisa is from New York.(リサはニューヨーク出身なのよ。)
B:Really? So am I!(本当?私もなんです!)
この時、Aの言ったLisa is from New York.のisに着目。
isはbe動詞の現在形なので、これをBのセリフに呼応させます。
Bは自分のことが言いたいので、もちろん主語はIになりますよね。
主語がIで現在形の時のbe動詞と言えばam.
その為、So am I.となります。
この、同意したい人(もしくは同じだと表明したい相手の言った事)がどのような文章を言ったかによって、Soの後に何を持ってくるかが変わります。
他にもいくつか例を挙げてみます。呼応する部分が太字になっているので、注目してみてください。
A:I was a nurse 10 years ago.
B:So was I.
A: I played basketball in high school.
B:So did I.
A:She can speak Chinese.
B:So can I.
A:I often go to ABC store.
B:So do I.
「私も~ではありません」と言いたい時は?
So do I.の使い方は理解できましたか?
では、「私も~ではありません」と、否定文に同意を示す場合、どうすればよいのでしょうか。
I don’t like natto.(納豆が好きではありません)
この文章に対して、「私も納豆が好きじゃないんです!」と言いたい時。
Neither do I.と、So の代わりにNeitherを使います。
そして、肯定文の時と同じように、Neither do I.も、doの部分を前の人の発言に呼応させます。
I wasn’t happy to hear the news.(その知らせを聞いて、よく思わなかった)
Neither was I.(私も同じです)
I don’t play volleyball.(私はバレーボールをしません。)
Neither do I.(私も同様です)
I didn’t go to school yesterday.(昨日、学校へは行きませんでした)
Neither did I.(私もそうです)
I can’t speak Spanish.(私はスペイン語が話せません)
Neither can I.(私も同じです)
このような感じで、呼応のさせ方は肯定文のセリフに同意するときと同じ。
SoをNeitherに変えるだけです。
自分のことだけでなく他人のことも言える
自分の同意だけでなく、他人のことも表現することができます。
A:I live in Tokyo.
B:So does she.
A:She plays a game everyday.
B:So does he.
A:They had a party last night.
B:So did we.
ここで注意が必要なのは、be動詞または助動詞を呼応させる際に、主語が三人称の場合、それも含めて呼応させること。
主語がheやsheならisやdoesに変化させます。
So do I.の練習問題

では、次の文章に、so+be動詞(助動詞)+主語で、「(主語)も同じです)」となるように練習してみましょう。
文章の後ろの()の中に入っている主語を使ってください。
<例>
Tom is a hard worker.(she)
(答)
So is she.
1.I forgot to bring my umbrella.(I)
(傘を持ってくるのを忘れました)
2.I’m thinking about a new iPhone.(I)
(新しいiPhoneを買おうかと思っています)
3.Kosuke went to UK last year.(she)
(コウスケは去年、イギリスに行きました)
4.I cook dinner everyday.(he)
(私は毎日夕飯を作ります)
5.I studied biology in university.(she)
(私は大学で生物学を学びました)
6.Tom can type very fast.(I)
(トムはとても速くタイピングができます)
7.I don’t drive.(she)
(私は車を運転しません。)
8.She can’t drink alcohol.(I)
(彼女はお酒が飲めません。)
9.He usually doesn’t eat breakfast.(she)
(彼は普段朝ごはんを食べません。)
<回答>
1.So did I.
2.So am I.
3.So did she.
4.So does he.
5.So did she.
6.So can I.
7.Neither does she.
8.Neither do I.
9.Neither does he.
ビジネスシーンやかしこまった場でも使える!So do I.を使いこなそう

So do I.は、ビジネスやオフィシャルなシチュエーションでも使うことができる、とっても便利なフレーズです。
ちょっぴりややこしいルールがありますが、とにかく練習すれば必ず慣れるのでコツコツと練習してみましょう。
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