ハロウィンの意外なその起源や語源を徹底解説!子供用衣装も厳選してご紹介!

ハロウィン

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日本でも年々盛んになってきたハロウィン。

9月に入ると、それまで夏一色だった街中のお店もハロウィングッズを店頭に並べ始め、オレンジと黒のカラーリングがそこかしこで見られるようになりますね。

お菓子屋さんにはかぼちゃを使った期間限定スイーツなども登場し、すっかり日本でも盛り上がりを見せています。

日本ではハロウィンの持つ意味合いそのものよりも、仮装を楽しむお祭りとしても普及しているようですが、「ハロウィンってそもそも何なの?」と聞かれてギクリとしたことのある人、いませんか?

今回はハロウィンの起源や語源、なぜ仮装をするのかなどをお教えします。

ハロウィンはケルト民族の「お盆」が始まり

ハロウィン

ハロウィンは2000年も前から行われてきた、宗教的なお祭り。ハロウィーンとも言われますね。

約2500年前に、ヨーロッパで発祥したケルト文化の「サウィン祭」を起源とし、内容は変わりつつも現代まで受け継がれてきたという説が有力です。

ちなみにケルト民族が住んでいた土地は今で言うイギリスやアイルランド、フランス北部など。

ハロウィンと言えばアメリカというイメージがありますが、実はヨーロッパがハロウィンの生誕地だったのですね。

ケルト文化が栄えていた2000年以上前、11月1日はケルト文化におけるお正月でした。

しかしながらこれから長く寒い冬がやってくることもあり、ケルト民族にとってお正月は祝うべきイベントではなかったようです。

そんなお正月の前日、10月31日はケルト文化のお盆にあたる日となりました。作物や動物などを備え、故人を迎えて偲ぶのは、現代の日本のお盆とも同じですね。

しかしながら日本と違うのは、「幽霊やお化けが作物を荒らしに来る!」と考えられていた点です。

Halloweenの語源は?

ハロウィン

その後、ケルト民族がすんでいた地域がローマ帝国に支配されます。それによりケルト文化の「サウィン祭」も終わりをとげ、11月1日はカトリックの「諸聖人の日」となります。

10月31日は「諸聖人の日の前日」=「All Hallow’s Eve」となり、これがHalloweenとなりました。

ちなみにアメリカではHalloweenと書くのに対し、イギリスではHallowe’enと途中にアポストロフィがつきます。

日本で見かけるハロウィンの綴りは、ほとんどがアメリカ式ですね。

元々Jack-O’-Lanternはカボチャじゃなかった!?

ハロウィン

ハロウィンの象徴ともいうべき、Jack-O’-Lantern。

このJack、実は人の名前だったのです。

アイルランド人の男性で、ケチでずる賢く、周りの人からは大層敬遠されていたようです。

このJack、生前の身ならず死後も天国、地獄どちらにも入れてもらえないという嫌われよう。持っていたカブの中身をくりぬいて火をともし、さまよいながら歩いたというお話があるんです。

そう、最初はJack-O’-Lanternはカボチャではなくカブだったんです!!

その後ハロウィン文化がアメリカに渡り、カブがカボチャに代わって今日のJack-O’-Lanternになったとされています。

仮装をするのはなぜ?

仮装

ハロウィンに欠かせないのは、やっぱり仮装。

教室のハロウィンパーティーでも、Jack-O’-Lanternやwitchなど、ハロウィンモチーフの仮装からディズニープリンセス、マリオなどのキャラクター系などなど、可愛らしい仮装が見られるのが私の一番の楽しみです。

元々お盆だったハロウィンが仮装するようになったのは何故なのでしょうか。

ケルト文化の「サウィン祭」に話を戻します。10月31日、ケルト文化のお盆の日には死者の魂がこの世へ戻ってくる、お盆の日でした。

そんな中、幽霊やおばけがさまよい、畑や家を荒らすというので、人々は幽霊たちに見つかれないよう、動物の頭や毛皮をかぶって仮装をしたというのです。

その後、ハロウィンがアメリカに渡った際に仮装をして近所を歩くというように変化したといわれています。

Trick or Treatingの由来

トリックオアトリート

子供たちが仮装をして近所を練り歩き、「Trick or Treat!」と言ってお菓子をもらいます。

これもケルト文化の頃からその起源となる催しがあったんです。

11月2日は、「死者の日」とされていたのですが、死者が無事天国に召されるようにお祈りする際、儀式の際、お備え物のケーキが必要でした。

そのケーキを乞うために、子供たちが仮面をつけ、歌を歌いながら町を歩いて回ったのが「Souling(ソウリング)」という儀式でした。

「Trick or Treat!」という言葉が使われるようになったのは、ハロウィン文化がアメリカに渡り、1900年代に入ってからのこと。

「この方法ならお菓子がもらえるぞ!」と考えついたいたずらっ子がはじめ、今ではすっかり文化として定着しました。

 

ハロウィンの仮装はどんなものがいい?

ハロウィンの仮装は、魔女やジャックオランタンなど、ハロウィーンらしいものからアニメのキャラクターなど、好きなものなんでもOK。

子供英会話教室でハロウィンパーティーを20年近く経験してきた筆者の独断と偏見で、オススメしたいハロウィンの子ども用コスチュームをご紹介します。

1.ハロウィンモチーフのコスチューム

魔女、ジャック・オ・ランタン、ゴーストなど、ハロウィンならではのキャラクターの衣装はハロウィンらしさ満点で場の雰囲気も盛り上がります。


 

 


 


 


 

 

2.キャラクター系コスチューム

子供もノリノリになるのが、好きなキャラクターの衣装。なりきり気分で盛り上がるでしょう。


 


 


 


 


 


 

 

2.プリンセス系コスチューム

女の子に絶大な人気がある、プリンセス系の衣装。この日限りは思いっきりドレスアップして写真撮影もよいですね。


 


 


 

 

4.動物コスチューム

小さな赤ちゃんからできる動物系の衣装は、なんとも愛くるしい姿が印象的です。


 


 


 


 

終わりに

ハロウィン

ハロウィンはもはや日本においても大きなイベントとなりました。

普段できない仮装をして、お菓子をもらったりゲームをしたりと、子供たちにとってはもちろん、大人にとっても大きな思い出の日となるでしょう。

意外と難しいハロウィンの歴史ですが、せっかく日本の文化にも入り込んできたイベントですから、知っておきたいものです。

今回はハロウィンの起源についてのお話でした。

 

▼ちなみに春のイベント・イースターの起源を知っていますか?

http://littlekids-english.net/2019/03/27/easter/

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

子供英会話講師歴15年。 大手英会話教室に勤務したのち、独立し現在は大阪府豊中市・池田市でLITTLE KIDSという子供英会話教室を運営しています。めちゃくちゃ声が大きいのが特徴。 2人の男の子の母親でもあります。